この記事を見ている人は「なんで自分は仕事ができないんだろう」とか「仕事ができない自分が情けない」とか思っている人でしょう。
仕事をしっかりとやろうとした上で仕事ができないという考えになってしまった人、安心してください。
ハッキリと言わせていただきますと、あなたが仕事ができない原因の8割以上は上司のせいであると言っても過言ではありません。
ちなみに、仕事ができないのと、そもそも仕事をやろうとしていないのとではわけが違います。
私自身の話
私は人売りITで仕事をしていたため、多数の会社にお世話になりました。
そんな中でも基本的に私は、どこでも有能扱いをされてきました。
有能とは言ってもミスはするし、仕事内容がわからなかったり、ちょっと何言ってるかわからなくなったときは理解するのをやめていたりもしました。
それでも有能扱いをされてきたのですが、たった1社だけ私が無能扱いになってしまったところがあります。
上司から文句を言われまくり、パフォーマンスも低下して、正直働くのがまったく楽しくありませんでした。
じゃあ、その有能扱いされた場所と無能扱いされた場所の違いは何だろうと考えてみた結果、ひとつの結論に行き着いたのです。
上司が問題である。
有能扱いされたところの上司は優しかったし、言葉遣いも丁寧でした。
逆に無能となってしまったところの上司は威圧的で、わけのわからないいちゃもんをつけてきて、自分で考えろ!というようなやつでした。
そういうクソみたいな上司のところで働くのは本当にきつかったし、楽しくなんてありませんでした。
その上司に責められたときこのようになりませんか?
・思考が停止してしまう
・パフォーマンスが低下する
・なぜかミスが多くなる
・そしてそのミスをなぜか繰り返してしまう
仕事に対してのやる気はあるにも関わらず、なぜかこのような特徴を持ってしまう。これ、すべてあなたのせいではありません。
上司に問題があるから、あなたがそうなってしまっているだけなのです。
その上司はこんな感じではありませんか?
・威圧的である
・基本的にイライラしている
・相手をコントロールしようとしている(ように見える)
・言葉遣いがきつい
・完璧主義者である
有能と書きましたがそれは一般社員としての話で、こんな上司ならば上司としてはただの無能であることは間違いありません。
上司の役目は部下を導いて行くことであるにも関わらず、結局のところそれができていないのですから。
特にこういった人達はなまじ有能なので、相手が理解できていないことを理解ができません。なぜなら自分はわかるから。
そして、部下がした小さなミスをネチネチと攻めたてるのです。
さらにこういった上司の発言で多いのが「他の人が見てもわかるように」、「なんで理解ができないんだ」とか「わからないならなんで聞かないんだ」などです。
わからないから聞きたくても、基本的にイライラしているから聞きづらいということを彼らはわかっていません。聞いても憎まれ口から入りますからね。部下の業務時間が無駄に伸びるだけです。
「なんで理解ができないんだ」は、教える人にも責任の半分はあります。相手にわかるように教えて初めて教えたということになるのですから、相手が理解をしていなければ、それは教えていないのと同じ意味になるはずなのです。
作業をする人としては優秀であっても、管理者としては無能な人が昇格してしまうのがそもそもの問題でもありますね。
なぜそうなるのか
以前、「人間関係に悩む人にこそ、人間関係のマトリックスを知ってほしい」という記事を書きました。
ここで、本田健さん著作の「ユダヤ人大富豪の教えⅢ 人間関係を築く8つのレッスン」という本について書いているのですが、結論から言うと、人間関係上でそのようになってしまうというのは至極当然であるということです。
人はイライラした上司から何かを言われてしまうと、同じようにイライラしている人でもない限り、萎縮して本当は有能であっても無能になってしまう可能性があるのです。
あなたは何も悪くない
仕事ができないと悩んでいる人、安心してください。
あなたが悪いわけではありません。ほとんど上司が悪いです。
違う上司になれば、その無能は有能に変わるかもしれません。
部下をまともに育てることもできない上司の話などで、落ち込む必要は一切ありません。悩む価値すらありません。
最後に
ということで「仕事ができないのはあなたのせいではない」という記事でした。
本当に、上司としては無能な人材を昇格させないでほしいものですね。
この本を読めば多少は心が軽くなるかもしれません。
なぜなら、様々なことには原因があるものですから。
ちなみに私は、このような上司に出会ったときはまともに話を聞かなくなります。
聞いても1円の価値にもなりませんからね。
以上。ありがとうございました!