勉強する理由、大人になってやっとわかった1つの真実

 

勉強する理由、わからないという人もいるのではないでしょうか?

私が学生時代だったときも勉強は嫌いでした。というよりも勉強する理由が一切わからなかったんです。親に勉強した内容は使っているのかと聞いても、使ってないとしか返答も返ってこないし、大人になってからも使うならまだしも、使わないものならわざわざ勉強する必要はないって思ってたんですよね。

 

親からは、

「いい大学にいって、いい会社に入って、定年まで働く。それが幸せだ」

「自分が勉強してこなかったから、あなたには勉強してほしい」

みたいなことを散々言われました。

 

私は期待通り、まったく勉強しませんでした。

 

勉強はやっぱり楽しくなかったんですよね。

いい会社に入ってって、私はニート志望でしたからね。まったくその言葉に魅力は感じなかったし、何より働きたくなかったんですよ。

 

そんな私も大人になって、学生で勉強をする理由というものがやっとわかりました。

 

ちなみにこの記事は、私が勉強しなかったことを後悔しているから、勉強しましょう!という記事ではありません。

勉強はしてきませんでしたが、人生ってものをそれなりには楽しめています。

 

 

 

 

 

 

学生時代に勉強したことは、社会に出てから使っているのか

 

私はほとんど使っていません!

数学の三角関数なんて大人になってから見たこともないし、微分積分とかは今見たら眩暈を起こします。

パソコンにやらせてしまえば答えが出るので、あれだけ大事だと言われた途中式もほとんど必要ありません。

 

物理で学んだことも使っていないし、元素記号なんて完全に頭から抜け落ちています。

第何代徳川将軍なんてのも話題には一切上りません。

英語もGoogle翻訳で何とするレベルです。

 

本当に、その道の研究者とか教師とかにならない限りは、学生時代に学んだことなんてほとんどが無駄です。

 

では、なぜ勉強はしなければいけないと言われているのか。不思議ですよね。

 

 

勉強する理由は潰しがきくようにするため

 

潰しがきくというのは聞いたことがあるでしょうか。

様々な職業で問題なく働いていけると言うような意味です。

 

一生、会社員でいたい!と考えている人は真面目に勉強したほうがいいです。

 

なぜなら、就職で皆が入りたがるような企業はだいたい学歴重視だからです。転職するときとかも、学歴が高いことは有利に働くことは多いです。

中小企業でもいいところはたくさんあります。けれども、昇給とか福利厚生とか、そもそも倒産したりしないかなどを考えると大企業のほうがはるかに安心なんですよね。

 

大企業相手の就職活動のときは書類選考をして、1次面接をして、2次面接があって、最終面接を越えて、やっと内定になるんですよね。面接の回数は様々ですが、大きい会社ほど多いのは間違いないと思います。

 

私も含め、周りの勉強してこなかった人達というのは、大企業に応募するとだいたい書類選考の時点で落とされました。

一応、ニート歴なしで働き続けていても落とされるんですよね。学歴って大事なんだなーと大人になると実感します。

 

逆に、一生会社員でいるつもりはないという人は、学校の勉強をする必要なんてほとんどないです。手に職がついているほうが大事という業界もあります。

俗にいう成功者と呼ばれている人達の中には、学校の勉強をほとんどしてこなかったという人もたくさんいます。

 

時間も忘れるほど夢中になれるものが何かしらあれば、学校の勉強はする必要がない。夢中になれるものがないのであれば、とりあえず勉強しておいたほうがいい。

というのが、大人になった私の意見です。

 

時間も忘れるほど夢中になれるものは、将来的に必ず武器になります。

「大人が本気で遊べば、それが仕事になる」という法則があるようです。

 

勉強をする最大の理由は潰しがきく人生にすること。逆に言うと、それだけだと思います。

 

 

人生を豊かにするのは「勉強」ではなく「学び」

 

「勉強」と「学び」?それって同じものなんじゃないの?と思うかもしれませんが、これは違います。そのことについては以前、別の記事で触れています。

「学び」と「勉強」。実は本質的には違うものと知っていますか?

 

興味を持っていない勉強は本当にすぐに忘れます。テストとか入試とかのためだけにする勉強って次の日になったらほとんど忘れていませんか?

 

事実、私は高校生になって日本地図が頭からきれいサッパリ消えました。中学生時代は県庁所在地とか、特産品も1つは言える状態でしたが、今となっては北海道とか、沖縄、青森のようなわかりやすい県しかどこにあるか覚えていません。

 

そんな勉強をしない学生だった私は、大人になってからいろいろと「学んで」います。仕事のことはもちろん、法律だったり、税金だったり、心理学だったり。とにかく自分が興味を持ったものを手当たりしだいに学んでいる状態です。

大人になって、誰からも「勉強しろ!」と言われない状態で、自分で何かを学びたいと思って勉強するのは本当に楽しいです。

 

学生の頃はずっと本を読んでいました。おかげさまで国語というものは得意でしたし、テストも簡単でした。そんな国語の授業を楽しいと思ったことはありませんでしたが。

今でもいろいろなことを学ぶ上で、本というものは大変重宝しています。自分から興味を持って学んだものは、一生ものの財産になるはずです。

 

 

冒頭で勉強しなかったことを後悔していないと書きましたが、学生時代にやらなくて後悔しているものが1つだけあります。

それは、楽器です。今でも後悔し続けています。最近やり始めましたが、学生時代と比べて圧倒的に時間が足りない。

 

そういったこともあって、学生の頃は自分が興味を持ったものにとりあえず触れてみるということが大事だと思っています。自分が興味を持ったものは一生ものの財産になる可能性を秘めていますし、何より自分というものの可能性が広がります。

勉強だけではわからなかった、自分の強みや好きなものを見つけられたら最高ですね。

 

学校の勉強だけではなくて、いろいろなものを知っている人との会話って楽しいですし。

 

 

最後に

 

私は学生という時代の勉強というものをあんまり大事だとは思っていません。

それよりも自分が何に興味を持ったか、何を学んできたのか、こっちのほうがはるかに大事で価値のあるものだと思っています。

好きなものを好き!と言える人生のほうが、絶対楽しいですよ。

 

以上。ありがとうございました!