新人研修合宿と聞くと、ただの洗脳合宿にしか思えない件

ネットサーフィンをしていたらこんなニュースが目につきました。

新入社員を泣くほど追い込む圧迫研修。キレた新人と暴力沙汰まで…

どうやら、新人研修担当者が新人の人格を否定した上に、両親まで否定したらしいのです。
それに対して、新人の１人が「そんなのはおかしい」と手を出してしまったと書いてあります。
本当に酷いものです。どちらかって言うと、担当者が。

また、このニュースで見る限りの環境としてもプライベートの時間はなく、PCやスマホの持込禁止とか、新人研修ではなく、完全なる洗脳・マインドコントロールですからね。

そんな新人研修の匂いがしたらまっさきに辞めたほうがいいです。
特に新人研修というものを外部に委託している場合、そんなところは即辞めるべきでしょう。

しかも、名刺の渡し方とかならまだしも、大声を出したりする必要は一切ありません。
社訓の暗記とか、何それ美味しいの？って話です。

あの実験を再現しているっぽいですよね。

有名な実験で「スタンフォード監獄実験」というものがあります。
新人研修の話の脱線ではありません。

この実験は、監獄を模した施設内で被験者を無作為に看守役と囚人役にわけ、与えられた役割に応じて被験者の行動がどのように変化するかというものを観察する実験です。

結果、看守役の人は攻撃的になり、囚人役は危険な状態にさらされたそうです。
あまりにも危険な状態に陥ったため、実験は中止。その後、何度も映画化されています。

「人間は生まれ持った気質や性格ではなく、与えられた役割で行動が変わる」というのが実験結果だったわけですが、
この新人研修担当者も、周りは新人という全能感に酔いしれてしまったんでしょうね。

新人研修合宿と洗脳の手口はほとんど一緒である

そんな新人研修の中でも私が１番ヤバイと思っているのが、新人研修合宿です。
山奥とか、ホテルとかでやるアレですね。

実はこれ、よくある洗脳の手口とほとんど一緒なんですよ。

狭い空間というのは、ストレスに繋がりやすいです。
リラックスや安心感を感じづらいためです。
満員電車とかも限りなく狭い空間ですが、間違いなくストレス溜まりますよね。

そして、思考停止。
明らかにおかしな状況に置かれてしまっても、思考が停止してしまってはおかしいという判断すらつかなくなってしまいます。

更には外界との情報遮断。
新人研修を受けている周りの人は全員同じ状況です。
外界の情報を入手しなければそれが正常なのか、異常なのかの判断がつかなくなってしまいます。

暴力を振るう
そして暴力を振るった後に優しくするんです。
そうすると人間は「私はまだ必要とされている」と思うそうですよ。
DV(ドメスティック・バイオレンス)の特徴としてもよく上ります。

正常、異常の判断がつかなくなる前に、回答を出しておきます。

異常です。

最後に

新人研修合宿と聞いたら、よほどの優良企業でもない限り逃げ出したほうがいいです。
特に、新人研修を外部委託しているようなところはヤバイです。
本来なら新人研修は新人を採用した会社が行うべきなんですよ。

「この新人研修も耐えられないようでは、この会社ではやっていけん！」

とか、やっていかなくていいです。
何とかしようと努力する時間と根性があるなら、転職活動に回しましょう。

もっとホワイトでまともな企業様はたくさんあります。

病院に行って鬱の診断書を貰えばOKです。
求職手当てを貰いながら、まともなところを探しましょう。

もし、辞めたいのに辞めると切り出すのが怖かったら、退職代行サービスもあります。
退職を代行っていうのもどうかと思うんですけど、第三者が代行することですんなり行くようです。

「ここで通用しなかったら、他のとこで通用するわけない！」
「会社がお前に費やした育成費を返せ！」

とか言われても応じる必要は一切ありません。

以上。ありがとうございました！