私は常々、スタッフ好感度ランキングなんていらなくない?と思っています。
ですが、芸能人などの個人の人気によって仕事が発生し、収入に直接的な影響をもたらす業種にとってはあって当然だと思います。
それ以外の業種においてのスタッフ好感度ランキングとかは本当に無駄だと思っているので、この記事を書いています。
スタッフの好感度は大事かもしれないけど、ランキングにする必要性はひとつもありませんよね。
スタッフ好感度ランキングとかいらなくない?
もともと私はスタッフの好感度ランキングなんてものは不要だと思っていたのですが、
これを書くきっかけとなったのは、とある自動車教習所の広告で「スタッフ好感度ランキングを実施します。」と書いてあるのを見かけたからです。
自動車教習所でこういったランキングをやる場合、
優しい、怒らない、100%スタンプをくれる
上記のような教官がランキングトップになると思われます。
私ならそういった教官に投票します。
車やバイクは命を運ぶモノです。
そんな中、優しい、怒らない、100%スタンプをくれるような教官が正しいとは思えません。
また、ランキング最下位となってしまった教官がついた教習生は「ハズレの1コマ」だと思うようになるのでしょうか。
それもおかしな話です。
クレームを受けて、それが正当なものであった場合はに是正する必要はあると思いますが、わざわざランキングとかにする必要はまったくありません。
私は以前、スタッフ好感度についてうるさいパチ屋でバイトしていたことがあるのですが、
社員さんから言われることは「笑顔!笑顔!!」でした。
パチ屋に客が求めているのは、出玉であり、店員の笑顔ではありません。
出ない。回らない。当たらない。当たる気配もない台を打ってイライラした後に、店員から満面の笑みで
「ありがとうございました!!」
なんて言われたら普通は、好感度が上るどころかブチ切れられると思います。
最悪、ダイナミックエントリーです。
スタッフにメリットがない
好感度ランキングとかやっても、スタッフにメリットは一切ないんですよね。
ランキングで1位を取ったからと言って給料が上るわけでもなければ、「客から人気があるから~」で、遅刻などの勤務態度に対する評価が甘くなるわけでもない。
「今度は、他の人の模範となれ!」などと言われて、さらに窮屈になるだけです。
逆に真面目にやっていたのにランキング下位となってしまった人も、謂れのない文句を上から言われるようになります。
中間であったとしても、次回は頑張ろう!とか言われます。
言われたくありません。
スタッフにとってメリットは一切ありません。
客にとってもメリットはない
投票をして、見事1位に投票した人にはプレゼントとかないですよね。
というか、そのようなことをしたら趣旨から外れます。
投票用紙を書くという無駄な時間が発生するだけです。
私の場合は本当に素晴らしい人だと思って投票して、投票した人が1位になっても別に嬉しくないしね。
ランキング集計という余計な手間が増えるだけ
もともとやっているところで、集計業務も業務内容として換算されているなら話は別ですが、見切り発車の場合はその業務がただ増えるだけです。
スタッフの手間が増えるだけで、無駄な残業に繋がるだけと思います。
まとめ
ということで、スタッフ好感度ランキングなんてものは不要だと思う。という記事でした。
正直、働く側からしても無駄でしかないと思うので、安易なランキングとか本当になくなってほしいですね。
私が客の場合もそれがどうした。って思いますからね。
企業からしたら、簡単な評価材料が手に入るのかもしれませんが、やっていることは完全に方向違いだと思うところがやっていることが多いんですよね。
以上。ありがとうございました!