みなし残業制度は労働者にとってはただのクソ制度ですよ!

 

みなし残業制度をご存知でしょうか?

もしくは、がっつりみなし残業制度という罠にハマっていますでしょうか。

 

私自身、大学を出て初めて就職した会社でこの制度を始めて知りました。

 

最初の頃は、まったく残業しなくても残業代もらえるなんてラッキー!とか思っていたのですが、まったくラッキーではありません。
というより、労働者側からしたらただのクソ制度ということに気づいてしまったので、そこらへんを書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

みなし残業制度とは

 

「みなし残業」とは、賃金や手当ての中に、あらかじめ一定時間分の残業代を組み込んで支払われる制度。一定の残業代を固定して支払うため、「固定残業制度」とも言われています。

みなし時間として定められた残業時間に、実際は満たなかった場合でも、固定残業代として全額支払われるというもの。残業時間が少ない月だった場合でも、固定残業代を減らすことはできません。逆に、みなし時間として定めた残業時間を、実際には超えた場合は、追加で残業代が支払われます。

例えば「月20時間の固定残業代4万円」が設定されていて、
●実際に月の残業時間が20時間を超えない場合でも、4万円支給
●実際に月の残業時間が20時間を超えた場合は、固定4万円に加えて超過分を別途支給となります。

引用元:エン転職「 みなし残業って何?

 

 

これだけ見ると、労働者側にとっても意外といい仕組みではないですか?

 

みなし残業制度は労働時間に波があり、会社側が実労働時間の把握が難しいとされている職業に、あらかじめ予測される残業時間を決めておくというものです。

正社員として雇用されてはいるものの、職場は自社ではなく他社のような業種などはほとんどみなし残業制度が乗っていると思われます。

 

私なんかは人身売買IT企業に勤めているので、みなし残業制度という罠にハマっています。

人売りIT企業は、日本の癌であるという話

 

 

みなし残業制度がクソな理由

 

みなし残業代は基本給ではない

 

ボーナスがある会社の場合、ボーナスは何ヶ月分といった表現をしますが、この何ヶ月分というのは基本給の何ヶ月分という意味です。

みなし残業代は基本給ではないので、ボーナスには含まれません!

 

そもそも、見込みの残業代で給与を多く見せるのはセコくないですか?

私が新卒で入った会社の求人はこうでした。

20万円(給与)=16万円(基本給)+4万円(業務手当て)

 

そうです。特に何も技能を持っていなかった私でも、業務手当てが乗ったのです。
これの実態がみなし残業代だったのですが、
基本給16万円を営業日の平均20日の8時間労働で換算すると、時給1,000円となります。

当時(2014年)の最低賃金は888円だったので最低賃金は下回ってはいませんでしたが、みなし残業は40hついていたのです。
みなし残業代は4万円だったので、時給1,000円です。
時間外労働は1.25倍のはずなのに、時給が変わっていませんでした。

 

つまり何が言いたいかっていうと、コレのせいで労働者が安くこき使われるってことです。

 

 

まぁ、会社って労働者にはいろいろ要求するけど、労働者の要求はまったく聞かないからね。
期待なんかしても仕方ないね。

 

 

 

みなし残業を超えない残業はただの無駄働きとなる

 

もともとみなし残業が乗っかっているので、一切の残業をしなければ多少の得をした気分にはなれますが、少しでも残業をしてしまうとただの無駄と感じるようになります。

 

特に、みなし残業が20hで残業時間がギリギリ20時間を超えない19時間であった場合は発狂ものです。

なんか、残業代が先に乗せられていると残業しないことに若干の罪悪感を感じたりもしますね。

 

みなし残業を超えようとしたら、本当に無駄な残業をするしかないです。
人生で無駄な残業をする暇って私はないと思っているんですよね。

 

 

残業とか無駄だから早く帰りましょう

 

そもそもみなし残業なんてクソ制度ができたのは、日本人が働きすぎだからではないでしょうか。
正確に言うと、会社に居座りすぎだからです。

残業時間ってみんな真面目に働いているのでしょうか?

 

私なんかは、定時を超えると完全に頭のおかしい人になります。
作業効率としては40%は落ちます。本当に。
「牛歩戦術」とか言い出して、とにかくゆっくり歩きます。

 

帰りづらい雰囲気残業とかありますよね。

上司が忙しそうにしているから、帰るのが気まずいとか。
気まずくありません。帰りましょう!

 

学生の帰宅部のごとく「俺には帰る家がある」と帰りましょう。
帰り道の寄り道はもちろん自由なのです。

 

会社に居るよりも、外に出たほうが100倍楽しいです。
会社で無駄な残業をして人生の時間を使うくらいなら、定時ダッシュで遊ぶことに時間を使いましょう。

 

というか、業務時間中しっかりと自分のタスクをこなして定時キッカリで帰る人が微妙に責められるような雰囲気作りって、そもそも何か歪んでませんかね?

 

 

 

まとめ

 

みなし残業制度は労働者からしたら、もれなくただのクソ制度です。

 

会社は利益を求める団体っていうのはわかるけど、もうちょっとどころかもっと労働者のことを考えたほうがいいよね。

大抵そういうところに限って労働者がやめていく一方になるわけだし。

 

無駄な残業はなくなってくれ!
人生という時間はきっと意外と短い。
私もいつの間にか30代目前。

人生の貴重な時間を、無駄な残業に使っている暇なんてないんだよ!!

 

無駄な残業がなくなれば、みなし残業が過去の醜い遺産となってくれるのではないでしょうか。

 

話がブレブレになってしまったけど、そんな感じです。

 

 

以上。ありがとうございました!