仕事のコツって検索するといろいろ出てきますよね。
スケジュールをしっかり立てるであったり、メモを取ったりなどです。
そういった、技術的な部分ももちろん必要ではあるのですが、
私はそれ以上に大事なコツがあると思っています。
私が思う、仕事のコツは
"人"を理解することです。
普段は1人でするような仕事をしている人もいます。
例えば作家や画家などです。
そういった基本的に1人で仕事をしている人も、その先には必ず人がいます。
作家の人が本を出版する場合は、間に出版会社などを挟みますし、画家の人が個展を開きたいと思ったら手配役のキュレーターなどを挟みます。
いかに素晴らしい作品であろうと、間に挟まる人の考え方や性格を知っておかないといらぬトラブルが発生してしまう可能性があります。
逆に相手をよく理解していれば、何かとスムーズに話が進むことでしょう。
また、会議などに使う資料もしっかりと装飾をし、きれいに仕上げたとします。
しかし、見る人によっては装飾など不要で、伝えたいことが簡潔に書かれていればそれでよいという人もいます。
そのために、資料を作り直すということになった場合は2度手間です。
相手がどのような資料を欲しがっているかを理解したほうが、仕事のやり方を理解するよりも10倍はうまくいくと思います。
また、私はIT業界で勤めているのですが、世の中には「ITリテラシー」という言葉があります。
これは、IT関連に関しての知識をどれだけ持っているかというような意味で、「高い」、「低い」というような表現をするのですが、
IT業界に勤めてはいても、IT用語は正直未だによくわからないものがあります。
例え相手に完璧な説明をしたとしても、こういった「ITリテラシー」によってはうまく伝わっていないこともあるかもしれません。
そのため、完璧な説明を覚えるよりも、説明する相手のことを先に理解してしまったほうがうまくいくでしょう。
面接などで志望動機を聞かれたときも、
面接官が求めている 人材 (つまり会社が求めている人材)を理解しておいたほうが、受かる可能性は高くなります。
今の時代は、技術ではなく人柄で採用するような企業も多いためです。
人柄はどうでもよくて、技術だけあればいいという会社もありますが、あまりまともなところはないと思います・・・
仕事のコツを覚えるよりも、”人”を理解すること。
これこそが、本当の仕事のコツだと私は思います。
以上。ありがとうございました!