会社貸与品は大抵監視されてるという事実

 

会社から与えられる仕事道具、貸与品。
パソコンや携帯電話や、物ではないけどメールアカウントやチャットアプリなど。

 

はっきりと言って、ほぼ間違いなく監視されています。
さすがにリアルタイムはありえないのですが、定期的に記録の監視を行っていると思ってもいいでしょう。

 

 

 

 

ブラウザの検索履歴は監視されている

 

会社貸与品のパソコンのブラウザ検索履歴は間違いなく監視されています。

会社貸与のパソコンというものは、個別でIP(10.0.0.1など)が振られているものが多いです。
このIPから個人を特定できるわけです。

 

そして、会社のパソコンから外部(インターネット)に接続するとき、会社の中継サーバを経由するわけですが、個別IPのログがきっちりと残ってしまいます。

最近だと業務に関係ないと思われるサイトなどをブロックしたりするところも多いのですが、そこにアクセスした個別IPがしっかりと残ってしまうため、特定されてしまいます

 

ブラウザだけではなく「お、これ便利そうじゃん」と思ってアプリをインストールしても大体監視されています。
私がいたところは許可なくアプリをインストールしたら警告が出ました。

 

また、場所によっては会社のWi-Fiを個人的に利用することが可能なところもありますが、正直それも使わないことをオススメします。

 

 

メールも監視されている

 

仕事でメールを使っている人はメーラーアプリを使っているかと思います。
「Outlook」や「Thunderbird」などです。

 

メールという実態はそのメーラーアプリにあるわけではありません。

メールの実態はメールサーバというものにあります。
ただし、メールサーバだとメールのやり取りが億劫なので、メーラーアプリを使って、メールというものをやりやすくしているだけです。

 

このメールサーバは会社で持っています。
そのサーバを「Aさん@~.jp」、「Bさん@~.jp」、「Cさん@~.jp」と切り分けて使っています。

そしてAさんは、メーラーアプリからメールサーバの「Aさん@~.jp」を参照して使っているわけです。

 

つまり、メールというのはメーラーアプリに入っているのではなく、メールサーバに入っているものをメーラーアプリで見ているということになります。

ということは、メールサーバに全てのメールがあるわけなんですよね。
メールサーバは会社が持っているもの。つまり、監視できてしまうというわけです。

 

 

 

チャットアプリも監視されている

 

私は一時期「Slack」というチャットサービスを利用していました。
会社で契約して、従業員のやりとりに使うためのツールです。

 

ここで私が最初に試したのは、自分宛に「あああ」と送ることです。
そして、メッセージが削除できるかを確認しました。

結論から言うと、編集はできるけれどもメッセージは削除できませんでした。

 

この時点で「Slack」監視が行われていると確信したわけですが、その後の同僚の一言「バックアップ取ってるみたいです」。

監視されていることはわかっていたので、会社の悪口は別のアプリでやっていたのですが、正しかったわけですね。

 

会社の悪口を言い合うなら、会社貸与品以外のものでやりましょう。

 

 

社用携帯のGPS監視

 

社員の了解を得られなければ基本的に行ってはいけないのですが、無断でやっているところも多いかと思います。

GPS監視。
その名の通り、社員がどこにいるかを監視しているのです。

 

外回りに行って、カフェなどでサボっていないか監視しているわけです。

そもそも私はプライベート携帯でも位置情報サービスは無効にしています。
どこに位置情報が送られているかわからなくて怖いためです。

 

 

 

最後に

 

会社は社員を信用してはいません。
常に監視されているものと思ったほうがいいでしょう。

 

会社貸与品で変なことはしないようにしたほうが懸命です。
後がめんどくさいことになるので。

 

 

以上。ありがとうございました!