ビジネスの場で”なぜ”か使われるカタカナ言葉まとめ

日本にいるにも関わらずなぜか出会ってしまうカタカナビジネス用語。使いやすいものがあることは認めるけど、正直日本語でいいじゃんと思ってしまう。
そんなカタカナビジネス用語をまとめました。ぜひ、このページをブックマークして突如襲来するであろうカタカナのビジネス用語に備えてください。

ちなみに私はこれらの言葉に出会ったときは基本的に意味がわからない状態なので、「ふふっ」と愛想笑いをしておいて、後から調べます。
そして、意味を知って大体思います。「日本語でどうぞ」と。

 

ASAP(as soon as possible)

意味は「できるだけ早く」。

as soon as possibleの頭文字で縮めているだけです。
外国人とやりとりしているときに「ASAP」はよく使われます、伝わります。メールの場合は、入力の手間が省けますね。

ただ、対日本人となると、「なる早で」とか言えばよくないか?と思います。

 

FYI:for your information

意味は「参考までに」。
for your informationの頭文字で略したものですね。
見たときは「はい。」って感情以外は生まれませんでした。

 

アウトソーシング:out sourcing

意味は「外注」。
わかるよ。かっこいいよね。横文字。
でもさ、文字数増えてますよ?

 

アグリー:agree

意味は「賛成」。
「その話、アグリー」ってね。聞いたことないんですがね。

なんとなくですが、アングリーangryと似てませんか?
アグリーは怒っているわけではないんですね。

 

アサイン:assign

意味は「任命」。
「この案件にアサインしておいたから」など。
なんとなく語感で理解できそうですね。とりあえず、案件増やすのはやめてほしい。

 

アジェンダagenda

意味は「予定」、「議題」。
以前、先輩に言われたことがあります「アジェンダ」作っておいて。と。
「わかりました!」と答えてから、意味不明だったので調べました。いや、日本語で言えばよくない?

 

アポイントメント:appointment

意味は「会う約束」。略すとアポ。
「アポ取ってある?」などと使います。
これは略しているので、使いやすいですね。私もかなり使っています。

 

イシュー:issue

意味は「問題」。
「この件が進んでいないイシューはなんだ」とかですかね。
普通に日本語でいいと思っているので忘れますね。

 

イニシアチブ:initiative

意味は「主導権」。
「イニシアチブを握る」と使っていることが多いイメージ。
わざわざ横文字にしなくても日本語でいいのに・・・

 

ウィル:will

意味は「今後どうしていきたいか」として使われることが多い。
「ウィルがある。ない。」など。
なんとなく言っている意味はわかるけれども、日本語でいいじゃんとしか思えない。

 

エビデンス:evidence

意味は「証拠」。
「試験のエビデンスを残しておいて」はよく聞きます。
私が始めて聞いたときは「エビ検」でした。なんとなく「検」が検証の略だということはわかったのですが、「海老」を検証してどうすんだ?と思っていました。

 

オポチュニティ:opportunity

意味は(努力で生まれた)「機会」。
チャンスと似ているけれども明確に違うようですね。
でも、使うならチャンスでいいと思ってしまいます。

 

コミット:commit

意味は「約束」。
これに関しては、説明不要でしょう。用法・用量を守って正しくお使いください。

 

コンセンサス:consensus

意味は「合意」。
「コンセンサスは取れそうなのか?」など。
日本語で言えば3文字なのに、なぜ2倍の文字量を発するのでしょうか。ドMなのかな?

 

コンプライアンス:compliance

意味は「法令遵守」。
コンプラ、コンプラ言われますね。ようは節度ある行動をとりましょうという意味です。

 

サマリー:summary

意味は「要約」。
「この資料のサマリー作っておいて」などでしょうか。
この言葉の意味を知らないうちは真逆の意味だと思っていました。
詳細作っておいて!と認識して余計な作業をしました。

 

シェア:share

意味は「共有」、「割合」。
使い方で意味が変わります。
めんどくさい仕事は「シェア」して、被害は最小限に抑えましょう!
なんだかシェアって言葉は好きです。

 

ジャストアイデア:just (an) idea

意味は「思いつき」。
一部の人には本当に困らされます。本当に迷惑します。自分の中にとどめておいてほしい。

 

スキーム:scheme

意味は「計画を伴う枠組み」。
こんなの使う人いるの?計画が整っているみたいな意味らしいけど、計画はしっかり整えておいてください!

 

ステークホルダー:Stakeholder

意味は「利害関係にある人」。
この言葉は死角から急に飛んできます。基本的に使われないのに、急に使われることがあります。たまにしか使われないので、意味も覚えていません。
株主・経営者・従業員・顧客・取引先など、すべての利害関係者を示すそうです。使い方難しくないですか?大抵まとめて言わないですよね。

 

タスク:task

意味は「果たすべき作業」。
これは私、よく使います。「仕事」って言うと範囲が広い気がするので。「タスク」って言うとなんとなく範囲が小さそうじゃないですか?
他にタスクありましったけ(ないよな?帰ってもいいだろ?)?のような使い方ですね。

 

ネゴシエーション:negotiation

意味は「交渉」。
「ネゴっておいて」など。ゴネておいてよりはましでしょうね。
こんな言葉、日本人どうしなら常識的に考えて使いません。

 

バッファ:buffer

意味は「余裕」。
「この作業にはバッファをもたせる必要がある」など。
これはなんだかんだで使ってしまいます。楽したいから「もっとバッファをもたせたほうが安全です!」と、とりあえず言ってみたりね。

 

フィックス:fix

意味は「確定」として使われることが多い。
修正、固定などいろいろな意味を持っていますが、ことビジネスの場においては「確定した」として使われることが多いです。

 

プライオリティ:priority

意味は「優先」。「優先順位」として使うことが多いでしょうか。
「プライオリティをあげて対応してください」など。
これは、なんだかんだで使ってしまいます。意外と便利なんですよね。

 

ブラッシュアップ:brushup

意味は(意見などを)「高めること」、「詰めること」。
会議などで出た意見を更に詰めていきましょう。といったときに使われます。

 

ブレインストーミング:brainstorming

ブレスト。何も否定をせずひたすらに意見を出し合うことで思考を全力で回転させていくもの。様々な意見を生み出すための手法です。
やってもお菓子食べてるだけで、何もまとまらずに終わる気がするのは偏見でしょうか。

 

ペンディング:pending

意味は「保留」。
「その案件はペンディング状態です」など。
「その案件は進んでいません」でいいよね?

 

リスケジュール:reschedule

意味は「スケジュールを変更する」こと。略すとリスケ
みんな大好きリスケです。飛び交いますよ。リスケ。そして、被害を受けるのは下っ端です。

 

リソース:resource

意味は「資源」。
ビジネスの場では資金、人員、設備の意味として聞くことが多いと思います。

 

リバイズ:revise

意味は「修正する」。
ビジネスの場で、修正という意味で使われるのは「フィックス」ではなく「リバイズ」になりますね。
どっちでもいいと思うけれども。

 

ローンチ:launch

意味は「公開」、「立ち上げ」。
「新サービスをローンチします。」とかでしょうか。
日本語でいいよね?

一部は日本語でいうよりも文字数が減っていたりで使いやすいものもある気がしますが、
あと、複数の意味を同時に使いたいときとかも便利かもしれません。

こんな、カタカナビジネス用語を使う人もいないだろうと甘くみないでください。いつか出会うときがきます。

逆に自分からガンガン使っていくのもいいですね!

以上。ありがとうございました!