1冊で仕事が捗る!デキるメモ術

みなさんは仕事にメモというものを使っていますか?
仕事のできる人は総じてよくメモをとり、メモの取り方がうまいという共通点があります。

なぜメモを取ったほうがいいのかと、上手なメモの取り方についてまとめていきます。

 

 

 

 

なぜメモを取ったほうがいいのか

 

記録の部分はメモに任せることで他のことに集中できる

どんなに優秀な人でも仕事の内容を100%覚えていられるわけではありません。
記憶だけで覚えようとしても忘れてしまったり、新しい情報が入ってきたりすると記憶が混ざってしまったりしますよね。
それを防ぐためにもメモが有効です。

 

また、脳に「考えるための」容量を用意してあげるためにも、記録の部分はメモに任せて、メモに任せた部分は忘れてしまうようにするといいでしょう。

 

メモした経験は次の仕事に活かせる

仕事でうまくいったときや、逆に失敗してしまったときに、その反省点や対策などをメモしておけば次に同じような状況に遭遇したときに役立ちます。

 

経験は何より尊いものなので、経験についてもメモをするような習慣をつけるといいでしょう。

 

ありがちな「そんなこと言ってない!」を防ぐことに効果あり

「言った」「言ってない」という論争の経験は誰しもお持ちではないでしょうか。
正直そこまで覚えていないけど、決定的な証拠が残っていないため、どちらかが折れるしかないというような状態です。

これを防ぐためにもメモは有効です。
先輩や上司から何か言われたときには、目の前でメモをとりましょう。
「言われていた」場合の証拠として使うことができます。

 

メモをしているほうが評価が上ることが多い

人の話を聞くうえで、メモを取るというのはしっかりと聞いていると見られることが多いです。
そのため、評価は上りやすくなるでしょう。

話をしている側も、しっかりと聞いてくれているという確認ができるので安心できるはずです。

 

 

上手なメモの取り方

 

メモはすぐ書く

思い立ったらすぐにメモをしましょう。
後回しにしてしまったりすると、情報があいまいになってしまったり、メモする内容自体を忘れてしまったりします。

 

せっかくの情報を忘れてしまうのはもったいないですよね。
しっかりとその場でメモを取るようにしましょう。

日付を忘れずに書く

メモの上の部分などに記入した日付を必ず書きましょう。
いつ記入したものなのかといった情報はかなり大事です。
メモは後になって見返すことも多いため、いつ書いたものかわかるように日付を入れておきましょう。

「17/9/21」のように「年/月/日」のようにしておくと、後々見返しやすいです。

 

要点を箇条書きにする(5W4H)

要点は箇条書きにしましょう。

WHAT・・・何を(目的・目標)
WHEN・・・いつ(期限・日時)
WHERE・・・どこで、どこへ(場所、行き先)
WHO・・・誰が、誰と(ヒト、会社)
WHY・・・なぜ(理由)HOW・・・どのように(方法、手段)
HOW MUCH・・・いくら(金額、代金、費用)
HOW MANY・・・いくつ(数量)
HOW LONG・・・どれくらい(期間)

のような形です。5W4Hと書いてはいますが、必要のない部分はもちろん書く必要はありません。
ただ、見返したときに何に関するメモか思い出せないとあまり意味がないので、メモする情報はなるべく多いほうがいいでしょう。

 

言葉だけで表現するのではなく図も入れてみる

 

文字だけで書くことが難しかったら図解を書いてみるのもいいと思います。
最終的に自分が理解できるものにしておくことが理想的なのです。

 

1冊のメモ帳でまとめる

書く内容がバラバラではあっても1冊のメモ帳でまとめましょう。
複数のメモ帳にわけてしまうと時系列がわからなくなったり、情報を探すときに苦労することになります。

また、複数のメモ帳にわけてしまうと、メモをしたいときにも対応するメモ帳探しから始まるため大変ですよね。

そのため、メモ帳は1冊を持ち歩くようにしたほうがいいでしょう。

 

お気に入りのメモ帳を見つける

持ち運びをしやすいように片手で収まるサイズのメモ帳が理想です。

 

メモ帳にも「リングメモ」、「小型ノート」、「ポストイット」、「ブロックメモ」などいろいろな種類があります。
ぜひ自分にあったものを探してみてください。

私はリングメモを愛用しています。なぜかメモ帳といったら「リングメモ」なのです。

 

いつも手が届く範囲に置いておく

机の上、バックの中やポケットの中など、自分が使いやすい場所に置いておくようにしましょう。
机ならすぐに手が届くところ。バックなら取り出しやすいところなどです。

 

せっかくメモ帳を持ち歩いても、すぐにメモできるような状態にしておかないともったいないです。

 

ただ歩いているときや通勤の電車の中などいろいろな場所でアイデアは生まれます。
常にアンテナを張っていられるようにしたいですね。

 

まとめ

メモを取ることで物忘れの防止に役立ちますし、記録の部分をメモに任せることで仕事の効率化という面でも効果的です。

 

要点を抑える力もつきますし、いろいろなことをメモしているうちに今までは気づけなかったことに気づけるようになります。
気づけなかったことに気づけるようになると、それが新しいアイデアとなることもあります。

仕事中はもちろん、いろいろな場面でメモを取るようにしてみてください。

 

以上。ありがとうございました!