モテたい。
それは世のすべての男性が思っていることではないでしょうか。
今は彼女とかいらない、とか考えている男性であっても心の奥底では思っているはずなんです。モテたいって。
そんな世のモテたい男性のバイブルとも言える伝説の一冊を紹介いたします。
LOVE理論とは
「夢を叶えるゾウ」などで有名な水野敬也さんの代表作であり、数多の恋愛に悩む世の男性を救い出し、モテる男にしてきた恋愛マニュアルです。
2007年発売と、発売から10年経つ今でも多くの男性を救い続けており、こと恋愛マニュアル本においては最強の座に君臨していると私は断言します。
この本のテーマは「打倒!トム・クルーズ」です。
実際にこの本では「持って生まれた才能で大幅に出遅れたからといって、この現実世界において俺が、トム・クルーズに遅れをとって良いということにはならない」と言っています。
一見アホくさいテーマですが、この本を読破したころにはトム・クルーズに勝つことも不可能ではないとわかるでしょう。
とにかくモテたくて仕方がなかった学生時代
私の学生時代はとにかくモテたいの一心でした。
中学時代にいた何故かモテてる友人から「真面目クンはモテないよ」と言われ、不真面目になる努力をし、恋愛占いなどを見てニヤニヤしているような学生でした。
ちなみに、この不真面目になる努力をしたのは今でも後悔しています。
実際、私はそこそこモテました。告白されたこともあるし、部活動的にも目立つ部類のスポーツをやっていたこともあって、基本的にはクラスってやつの中心にもいました。
けれども、自分から好きになった女性に対しては圧倒的無力だったのです。
私は、女性の兄弟がいない家庭に生れ落ちました。こと恋愛においては、姉、もしくは妹がいるということは大きなアドバンテージです。女性と関わる機会が多いということになるので、いわば恋愛界のサラブレッドと言ってもいいでしょう。(母親は、女性ではなく母親というジョブです。恋愛において母親との関わりはあまり役に立ちません。)
そう、私は女性と友達として接することはできても女性と意識してしまった途端、接し方というものがわからなくなってしまっていたのです。
私がこの本に出会ったのは、大学生時代の彼女の友人の紹介です。この本に初めて出会ったとき、衝撃を受けたと同時に、なぜもっと早く出会えなかったのかと苦悩しました。
この本で紹介されている理論は、私にとって足りなかったものを紹介してくれていたのです。そう、運命を変えてしまうような理論でした。
その中でも思わず納得してしまった理論は、
・ファッションまぐろ理論
・ファーストラブ理論
です。
執着の分散理論とはその名の通り、1人の女性を追いかけるのではなく、複数の女性を同時に追いかけろというものです。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、恋愛においてはまったく逆となるという理論です。
なぜなら、1人の女性を追いかけているだけだと緊張して余裕がなくなってしまうからです。好きになればなるほどテンパって、話もぎこちなくなり、気持ち悪いと思われてしまい、破れかぶれの告白で見事玉砕してしまうという負の連鎖となってしまいます。
逆に同時に何人もの女性を追いかけたほうが、執着心は分散され、心に余裕が生まれるというものです。
服装、悩みますよね。流行とか、かっこいいとか追いかけ始めるとキリがありません。しかもセンスがなければ致命的です。そこで使えるのが、ファッションまぐろ理論です。
服装を見るのは第三者であるという点から、人に選んでもらおうというものです。確かにこれなら確実に好きな女性の好みの服装を選ぶことができるし、デートとしても成り立ってしまいます。服装センスがない、あるいは自信がない人であればこの理論を使わない手はないでしょう。
そしてファーストラブ理論。これは着飾った自分ではなく、ありのままの自分を好きになってくれる女性が必ずいるという理論で、初恋のような恋愛が欲しいのであれば自分自身を表現し続けなければならないということらしいです。
その他にも「うわっつらKINDNESS理論」、「DK心変わりの理論」、「BTO理論」、「バタンチュー理論」など、心構えからより実践的な理論まで、恋愛に悩む全男性を救うような理論が26個書かれています。
そして、最後には「女は、好きになった男の全てを好きになる」とも書かれています。ブサイクだろうが、背が低かろうが、足が臭かろうが、勉強ができなかろうが、収入が低かろうが関係ないと言っているのです。この言葉にどれほど救われたことか。
全モテたい男性よ、LOVE理論を読め。
最後に
この本と出合ったのは当時の彼女がいたからですが、私のバイブルとして熟読し、いつでも使えるように下意識にまで落とし込んでいます。
今でももちろん使います。
ありがとうございます。恋愛体育教師、水野愛也先生。
以上。ありがとうございました!