人間関係で1番大切なもの、それは・・・

私達は日々、たくさんの人に囲まれて生活しています。
中には誰にも会わないという人もいるでしょうが、人間社会は文字通り人と人との関係で成り立っています。
そして、誰かと出会ってしまった瞬間から人は一人ではいられなくなります。

 

 

そんな人間関係において1番大切なもの、

私は相手への敬意だと思っています。

 

 

私達は普段、意識してか無意識なのか人の格付けを行っています。
この人は自分より上、自分より下などです。

自分より上だと思う人にはぺこぺこし、下と格付けた相手に対しては罵倒や陰口をする。

下と格付けた人にも自分の持っていない尊敬できるポイントがきっとあるはずです。

 

友人、先輩、後輩、恋人、家族どんな人間関係においても相手への敬意は必要です。
自分が敬意をもって接した結果、相手からの敬意が感じられない場合はその関係性は破綻しているといってもいいと思います。

「自分が嫌なことを相手にしない」や「思いやりのある行動」は相手への敬意があれば、おのずと行動に現れてくるものです。

 

相手に対して敬意の念があれば、相手のことを大切にしようと思いますよね。

 

 

さて、日本の風習で私がずっと疑問なことがあります。

それは「年上は無条件で偉い」です。

年が上というだけで偉ぶっている人、いませんか?

 

私もそこそこ生きてきているので、周りに年下も増えてきましたが、1つ言えるのは年下でも凄い人はたくさんいるということです。

少なくとも、中学生で新しいプログラミング言語を開発した人や、史上最年少で数検1級を取得した人には、
私は逆立ちをしても勝てません!もそも逆立ちで立ち向かおうともしません。完全敗北。白旗です。

 

確かに年下の人と比べると長く生きてはいますが、それでも数年、数十年の違いだけです。
人間自体の歴史から考えても遥かに短いですね。

 

そう考えると、年下、年上というだけで態度を変えるというのはやはり違うと思うんですよね。

 

そういう考えになってから、私は年下相手にも「さん」付けの敬語を使っています。
会話の流れ上、敬語を崩したりもしますが、基本的には敬語で言葉遣いについても注意しています。

 

私が小学生の頃、生徒を「さん」付けで呼ぶ教師がいました。
今思い出してもその教師には本当にお世話になったし、私にとって恩師です。

 

 

あと、これは日本だけではないのかもしれないけれども、
「店員さん等と客の関係性」でしょうか。

 

「お客様は神様だ」という言葉もありますが、
この言葉を過大解釈している人が稀にいます。

店員とお客様の前に、人間と人間であるのだからそこにも当然相手への敬意は必要となって然るべきです。

 

ちなみに、お互いに敬意のない夫婦の場合は、父親が子供から嫌われる傾向にあるようです。
まさに私の両親はそんな感じです・・・
もれなく私も父親のことがあまり好きではなかったりします・・・

 

 

 

人間関係において1番大切なものは「敬意」である。
といった具合でこの記事を締めさせていただきます。

 

上の内容を全否定するような形かもしれませんが、自分が本当に尊敬できない、または自分への尊敬が感じられない人と無理に人間関係を続けるのも無理な話なので、そういった人との人間関係は不要なものと考えていいです。

人間関係に悩んで、ストレスを溜めてしまうよりはずっといいですね。

 

以上。ありがとうございました!