人を許すためのたった1つの超単純な技術!

今、許せないと思える人はいますか?

 

思い出すたびにイライラしてしまったり、嫌な気分になったり。
この、「人を許せない」という状態は辛いものですよね。

 

許せないことは事実なのに、許せない感情を持ち続けていると心が疲れます。
心が疲れるということは、人生が楽しくなくなっていきますね。

 

ですので、自分自身のために人を許す技術を身につけたほうがいいと思います。

 

前提として、この技術は少なくとも許したいという気持ちが1割はあることが前提です。

 

本当は許したいのになかなか許せない場合や、許さないと自分自身が前に進めないと思ったときには、ぜひこの技術を活用してみてください。

 

まったく許したいと思わない場合は、そもそも許さなくていいですね。
まったく許したくないのに許す必要はないでしょう。許す価値もありませんので大丈夫です。
許したくもない相手というのはあなたにとって、重要な人ではありません。
それについて悩んだり、イライラしてしまうほうが勿体ないです!
思い出してもストレスが溜まるだけですし、イライラといった感情はあなた自身の重荷になります。こういった場合は忘れる努力をしましょう。
忘れた上で、原因には二度と近づかないようにしましょう。

 

ちなみに、この技術は単純ですが結構難しいです。

 

100%自分のせいにする。

 

これだけです。
例え、相手が100%悪いような場合でも自分のせいにしましょう。
自分のせいにしている状態を基本的に人間は好まないので、必然的に許す道をとることになると思います。

自分のせいにするとは言っても、引きずり続けることはよくありません。自分のせいにして反省をした上で、反省点以外はすぐに忘れましょう。

 

自分のせいにする理由は、人のせいにしてしまうと許せなくなるからです。

例えば友人との待ち合わせ中、自分は待ち合わせの時間通りに到着したが、友人は1時間遅刻してきた場合で話を進めます。

 

まず間違いなく相手が100%悪い状態ですね。さらに遅れる連絡がなかった場合は本当に最悪です。

 

これはどう考えても相手が100%悪いです。その事実は揺るぎません。
ですが、それが理由でせっかく合流しても楽しめなかったりするのは勿体ないですよね。

また、この相手は自分との約束を大事にしてくれていないのか。などのネガティブな感情になってしまったりもします。

 

「なんで待ち合わせの時間にちゃんと到着してくれないんだ!」と怒っても、どうせ相手は変わりません。遅刻が当然と考えている人は、当然のように次も遅刻をしてきます。

 

人のことは変えられません。変えられるのは自分だけです。怒ったりするだけ時間とエネルギーの無駄です。

しかし、このままでは許せない状態が続いてしまいますよね。

 

そこで、無理やりにでも自分のせいにしましょう。
自分のせいにする理由としては、以下で充分でしょう。

・初めての待ち合わせの場合、
 →事前に遅刻する人かを確認しなかった自分が悪い。
・待ち合わせは2回目以上で遅刻魔だとわかっていた場合、
 →時間通りについてしまった自分が悪い。
・待ち合わせは2回目以上で相手が偶然遅刻した場合、
 →時間通りに到着するか確認しなかった自分が悪い。

我ながら実に無理やりだなと思っています。ですが、これくらいでちょうどいいでしょう。

上記のような感じで反省をし、イライラという感情を忘れましょう。

 

「待ち合わせは2回目以上で遅刻魔だとわかっていた場合」
この場合は、本来の待ち合わせより早い時間を伝えるか、自分も遅れていったほうがいいかもしれませんね。

あまりにもひどいようなら、私なら関係の解消を考えますが・・・

 

 

私は以前、相手の都合で呼び出され2時間待たされたことがあります。

私は待ち合わせの時間通りに待ち合わせ場所に到着し、相手に連絡をしました。
しかし、相手からは連絡がありません。私はとりあえず待つことにしました。
一向に連絡がこない状態で待ちぼうけをしていたのですが、待ち始めてから2時間後に相手が到着しました。

理由を聞いたら「待ち合わせをした直後に寝てしまった」と言われました。

そこで私は思ったのです。「なんで帰らなかったんだろう、と。」
相手のせいにはしませんでした。帰らなかった自分のほうに100%問題があると思ったのです。

 

人は生きていればいろいろな人やものに出会います。中には、許せないと思えるようなことにも出会います。

人を許せないという感情は自分がその人に傷つけられたという記憶から生まれます。また、人を許せないという感情から、自分を傷つけてしまうこともあるかと思います。

人を許すということは「許せない」という感情から解放され、あなた自身を癒すことになるはずです。
そして、あなたを少なからず幸せにしてくれるはずです。

 

あなた自身のために、人、そして自分のことを許してあげてください。

 

以上。ありがとうございました!