先日、コードヴェィンに登場するイオというキャラクターが可愛いという情報を受け、STEAMで半額セールだったこともあり、買ってやってみました。
一言で言うと、返金してほしいです。
コードヴェィンとは
バンダイナムコエンターテインメントのゴッドイーターを開発しているチームが作ったゲームです。
ジャンルとしてはソウルライクのアクションRPGっぽいのですが、ゴッドイーターとソウル系を足して魔改造を施した結果、よくわからないものが爆誕したって印象です。
私の評価としては、限りなくクソゲーに近いダメゲーです。一応、進行不能バグには出会わなかったので、クソゲーにはしていません(あと、半額で買ったから)。
いや、本当半額でよかったです。これにフルプライス分のお金を払う価値は間違いなくないし、フルプライスで買っていたらクソゲー判定していたかもしれません。
良かった点
・キャラメイクが楽しい
開発がゴッドイーターチームだけあって、キャラメイクは素晴らしいですね。
アニメ絵のイケメンや可愛い子が簡単に作れます。最近はもっぱら洋ゲーメインでやっているのですが、やっぱりどうしてもゴリラになってしまうので。
簡単な手順を踏めば、途中で性別も変更できてしまうのは素晴らしいです。
良かった点はこれだけ。ぶっちゃけソウルコードとか練血とか、なくてもよかったです。キャラビルドを簡単に変更できるけど、別にそれは私にとって面白い点ではないですね。もっと武器種を増やすとか、そっち方面を伸ばしてほしかったですね。
悪かった点
・戦闘BGM
本当にこれ。個人的に一番不快でした。これがなければまだましレベルであったのは間違いないです。
敵と戦闘状態になったら流れるんですよ、ズンドコ節。
雑魚敵と出会う度にズンドコズンドコズンドコ・・・カーン!って音楽が流れるんです。
基本的にアイテム収集とかレベル上げとかを多少したら、道中の敵なんて全スルーです。闘うのもめんどくさいし、回復アイテム削られるのも嫌ですからね。
全スルーしているにも関わらず「敵だよ!緊張感持ってね!」みたいな、ズンドコ節。不快意外の何物でもありません。
ソウルシリーズはボス戦以外で戦闘音楽が流れた記憶がありません。どこから襲ってくるのかわからない緊張感というものがあったのに、ズンドコ節ですべてが台無しですね。
・どうでもいいムービー
ムービー、長いんですよね。ステージを進むと流れるムービー然り、仲間の過去を覗くムービー然り。ゲームプレイしている時間よりもムービーを見ている時間のほうが長いのではないかと錯覚するくらいです。
ヤロウの過去回想とか、本当にどうでもいいんですよ。ミアっていうパッケージの子は可愛いのですが、弟は別にいらなかった。
ということでムービーが苦痛で途中からスキップの嵐でした。途中から何を目指しているのか、何があってそこにいるのかはまったくわかりませんでした。
・軽いのにモッサリアクション
本命の一つです。
ゴッドイーターと言えば、高速アクションゲームです。コードヴェィンもソウルシリーズと比べるとアクションは早いように感じます、最初は。
ただ、早いという錯覚を覚えても実際のところはモッサリしています。というか、プレイヤーの行動速度以上に敵が素早いのです。
中盤以降のボスは本当にやりたい放題でした。バディがいるからなかなか落ちることはないものの、基本的に隙なし広い範囲攻撃も相まってプレイヤー側のモッサリ感が際立ちます。
そして攻撃モーションはなぜかスカスカ。両手剣とか、槌系の重量のありそうな武器を振っても、アクションに重みが感じられません。
ガードへの移行も遅いし、パリィなんて本当にダメダメです。パリィコマンドを入力してから、数秒遅れてパリィができます。つまり、相手の攻撃モーションを見てからパリィをするのでは間に合わず、相手の攻撃を先読みしてパリィを入力する必要があるのです。
いや、ダークソウルとかも、だんだんパリィは使わなくなっていったけれども、それは自分のプレイヤースキル的な問題であったのであって、使えるのであれば使いたかったです。コードヴェィンのほうは最初から選択肢として除外しないと、ただのサンドバッグになります。間違いなく。
最後に
ということで、あれですね。間違いなくフルプライスで買う価値はないです。
1000円くらいになったら、暇つぶし程度に買ってみるのがいいのではないでしょうか。それでもオススメはしませんが。もっと面白いゲームなんていっぱいあるし・・・
ただ、最序盤で手に入るツヴァイハンダーが攻略最強武器であった点は評価したいです。いや、それによって選択肢が狭まっただけかもしれませんが。銃剣とかで遠距離攻撃もできますが、結局走って近づいて物理で殴るのが1番強かったですからね。
以上。ありがとうございました!