はい。ということで、新劇場版にてエヴァがさようならしたので、FF13シリーズにもさようならをするため、今更FF13ー2をクリアしました。もちろん、トロコンまで!
正直、FF13の続編ということで全く期待していなかったのですが、細かい不満点は多々あるものの全体的に見て、良ゲーだと思いました。
FF13、別に話は難しくはないんですよ。結局のところ「パルスのファルシのルシがコクーンでパージ」ですから。単純明快です。
めんどくさいお遣いクエストが大量にあるくらいなら、一本道のほうが気楽でいいんですよね。散々批判されていたけれども。ただ、サンレス水郷にだけは戻れるようにしてほしかった。BGMが神。
どこらへんがクソゲーだったかって、キャラですよ。ある日、世界中が敵になるからまともな心理状況ではいられないとは思うけれども、なんというか、中盤くらいまではくっついたり離れたりを繰り返していて、めんどくさいカップルか、ってなりましたね。
ライトニング:シスコンの癇癪持ち、スノウ:厨二病をこじらせすぎた頭おかしいやつ、ホープ:マザコン、ヴァニラ&ファング:レズ(レズは全然いいけどね!けど、13のこれはなんか違った)、サッズ:性格は唯一まともなのに、残念ながら見た目が気持ち悪い、セラ:スノウとかいうヤバい奴と結婚するとか言ってる頭おかしい女
私の13の登場人物のイメージは上記の通りです。ストーリーを彩るキャラが酷すぎました。
戦闘も、まぁ慣れればブレイクして打ち上げてリンチですからね。後半は別に面白くはなかったですね。
ということで、FF13ー2。もちろん、ネタバレ含みます!
ライトニングさん。
最初に見た時に興奮しました。また、このキレイなお姉さんでプレイできるのかと。シスコンの癇癪持ちですが、見た目はやっぱりめっちゃ好きなんですよね。
けれども、どうやら違ったみたいですね。空気でした。
カイアス。新キャラのラスボスですね。
私はこのキャラを始めて見たときからビビっときてました。FF10のシーモアと同じようなストーカー臭がする、と。
この勘は完全に当たっていて、作中散々出てきたあげく気持ち悪いセリフを残していく、ガチで気持ち悪いだけのクソキャラでしたね。こいつさえいなければ、もうちょい楽しめた。剣の持ち方も気持ち悪いし、服のセンスも気持ち悪い。
ラストバトルなんて「まずはお前からだ」とか言って、挑発無視でセラをずっとタゲってましたからね。本当に気持ち悪すぎて、最悪でした。スクエニってストーカー男を作るのがうまいよね。
最後死んでなかったという一点において、クソゲーにしてもいいくらいです。
主人公、セラ。
最初見た時、13の頃よりブサイクになってないか?と思いました。
13の頃は、ただのヤバい女で嫌いだったのですが、プレイしていくうちに好感度上がっていきました。
そういえば、なんで魔法使えたんだろう。魔法はルシが目的を達成するために与えられた力という設定だったはずで、13のラストでルシではなくなっているはずなんですけどね。
モーグリはうるさいから消えて欲しかった。モーグリを黙らせるパッチが欲しかったですね。
最後のほうはずっと水着着せてました。
これ、ラストバトルのとこです。
もう1人の主人公、ノエル。
最初は調子こいた新キャラが出てきたなと嫌悪感マックスだったのですが、こっちもプレイしていくごとに好感度爆上がり。
スノウなんかよりもよっぽどまともな男だし、13というシリーズで唯一のまともなキャラと言っても過言ではないくらい。
セラもノエルと結婚するって言ってたら、エクレール姉さんもすぐに許してたと思うよ。
というか、作中2人ずっと2人でタイムトラベルを繰り返すわけで、こんなんNTRですやん。って思ったけど、一切そんな雰囲気にならなかったことで、FFはファンタジーなんだと実感させられました。
あっさりとスノウのところに帰ってしまうセラさん。本当にファルシのルシのコクーンのパージとか言う前に、ちゃんと目を覚ましてほしい。
基本的にバトルはセラとノエル+モンスターって感じなので、くっついたり離れたりを繰り返さなかったところも素晴らしかったですね。
その他の人々。
スノウ。
相変わらず、厨二病全開の痛いやつでした。なんかまたルシになってるし、なんかもう本当にどうしようもないクズ男です。
ホープ。
イケメンになってた。新しいコクーン打ち上げたり、コールドスリープしたり、とんでもスペックのキャラに成長を遂げていました。エクレール姉さんもホープとくっつけばいいよ。
サッズ、ヴァニラ、ファングは印象薄いので割愛。
新モブキャラ、アリサ。
こいつ、なんか行動がいちいち気持ち悪いな、と思ってたら黒幕の一部でしたね。
スクエニさんにはもうちょいキャラデザを頑張ってほしい。
エンディングはいろいろ言われてますけど、私としては「なるほどね」って感じでしたね。唯一文句をつけるなら、カイアスが死んでいなかったこと。本当いい加減にしてほしい。
まぁ、Steamのセールで買ったというのと、ライトニングリターンズで完結するって知っていたからかもしれませんが。発売当時に買っていたら、どう思っていたのでしょうか。
「セラぁぁぁぁぁぁ!!!」
ふくい舞さんの「約束の場所」は名曲。買いました。
あと、ミニゲーム系は一切いらなかったし、フィールドにいる赤チョコボがとにかくうるさかった部分はマイナスですね。
メインキャラによって、やっぱりゲームの面白さって変わるんだなと思わせてくれた作品でした。13もスノウさえいなければ、もっとマシに感じていたかもしれない。
あと、グラフィックはやはり素晴らしかったですね。雑魚敵も無駄に硬くなかったというのもいいところでした。
カイアス死ね。
以上。ありがとうございました!