NieR:Automataを今更トロコンしたので評価・感想を書く

  • 2021年3月18日
  • 2021年3月18日
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プレイをしていたのが2020年の年末なので今更感がありますが、NieR:Automataをトロコンしたので評価・感想を書いていきます。

 

ちなみに、ニーアシリーズ前作である「NieR Replicant」もプレイしています。今回の舞台は、「NieR Replicant/Gestalt」から約1000年後の世界らしいですね。

人間という種は存在せず、ロボットとアンドロイドがメインのストーリーとなっています(たまに動物)。

 

私はSteamで購入してパソコンでプレイしました。

 

全体的な評価としては、神ゲーに限りなく近い良ゲーといった具合です。

 

 

 

 

※若干のネタバレを含むかもしれません。

 

 

 

 

良かった点

 

・2Bのキャラデザが素晴らしい

 

購入を決意した理由の7割がこれです。2Bのデザインを考えた人は本当に天才だと思います。

美しいという言葉では足りないほどに美しい。

 

稀に目隠しを外します。目隠しを外した素顔ももちろんいいのですが、2Bと言ったら目隠しをしている状態が完成形と言えますね。

あと、足、果たして美脚という言葉で表現しきれるのだろうか。この語彙力の低さをどうにかしなければならない。

 

 

・戦闘が爽快でスピーディー

 

前作の戦闘は割とモッサリとしている印象でしたが、今回はアンドロイドが主人公ということもあって、戦闘の爽快感が段違いでした。

武器は4種類あって、片手剣、大剣、槍、ナックルです。武器種の中で明確に強いというものはありませんでした。すべてのモーションが安っぽくなく、作りこまれている印象を受けたのも素晴らしい点です。攻撃ボタンを押すだけでも楽しかったですので。

 

人間ではありえないような動きもアンドロイドだからで済む、その設定は素晴らしいところがあるなと、思います。

 

NieR:Automataは難易度を一番低いEasyに設定すると、自動で攻撃、回避などをしてくれるプラグインチップを装備できるようになります。これもアンドロイドという特性をうまく生かしていて素晴らしいポイントです。

 

 

・移動も苦にはならない

 

NieR:Automataは、オープンワールド寄りのゲームになっています。

広大なマップって作品によっては移動にストレスを感じたりもするのですが、移動面でストレスを感じることはほとんどありませんでした。2B達のダッシュの速度は結構早く、シカなどに乗れば更に快適に移動できます。

 

移動速度アップのプラグインチップもありますが、あまり効果は実感できませんでした・・・

 

移動面でのストレスは、急に横スクロール画面になったりすることくらいでしょうか。慣れるまでは大変でした。

 

 

・細かいユーザビリティが素晴らしい

 

これは割とネタバレ感があるのですが、3周目を終えるとチャプターセレクトができるようになります。好きなキャラ、好きなストーリーを繰り返しできるというわけですね。

 

そして、実績が買えます。

 

もちろんすべてではありませんが、めんどくさそうな実績はゲーム内通貨で買うことができるんですよね。

じゃあそのゲーム内通貨をどう増やすのかというと、ゲーム内の転売です(笑)

 

また、プラグインチップにはOSチップがあります。これを外すと自滅扱いになるのですが、こういったところも、アンドロイドといった特性を生かしたメタ的な表現として感心しました。

 

後は、オート系のチップをつけて、敵が無限湧きするところで自動でレベル上げさせることができたりと、細かい部分が凝っていてよかったですね。

 

 

・Eエンドが素晴らしい

 

NieR:AutomataはA~Z、26種類のエンディングが用意されています。

あっさりと見れるエンディングから、やりこんで初めて見ることができるエンディングまであるわけですが、その中のEエンドの演出は本当に素晴らしいの一言でした。

ゲームをやって泣くなんてFFX以来じゃないかなと思います。

見ていない人はもういないのではないかと思いますが、ぜひともこれは見てほしい。

 

最終的にこれをしたかったからこその設定なのではないかと思った次第です。

 

 

 

イマイチだと思った点

 

・STGとハッキング

 

NieR:AutomataはやたらとSTGを押してきます。

横スクロール型のSTGであったり、ハッキングと言う名の謎の2Dシューティングがあります。

これが本当につまらない上に無駄に難しく、正直苦行でしかなかったです。

 

特にハッキングは酷い、途中どうしてもクリアできずに詰みそうになりました。難易度Easyでオート系のチップを装備すればアッサリクリアできるのは救いでしたが。

何より2周目の9Sパートでハッキングゴリ押しを食らったので、更に苦痛でした。

2B目当てで買ったのに、ヤロウを操作しなければいけないという修行はいらなかった。

 

 

・時間経過しないと倒せないボスの存在

 

NieR:Automataはオートレベリングができるので、放っておけばストーリー攻略の適正レベルを簡単に超えます。

そうなってくると、ボスも2、3発殴れば倒せる状態まで行ってしまうのですが、会話などで時間経過しないと倒せないボスなどが出てくるのが不満でした。

特にエンディング回収中の時に感じたのですが、既に倒したボスであればスキップはさせてほしかったですね。

 

 

最後に

 

私はトロコンまでプレイして、プレイ時間は約40時間です。時間にしてみると意外と短いという印象なのですが、実に濃密で、40時間以上に楽しませてくれたという感覚になっています。

ちなみに、Steamは定期的にセールをやっており、NieR:Automataを買った直後くらいに半額で販売されましてちょっと残念ではありましたが、ゲーム内容的にもフルプライスでも全然後悔はしないレベルだと思いました。

 

マップ探索も楽しかったし、アクションも素晴らしい、BGMもいい(特に遊園地マップ)、何より2Bが最高。

本当にSTGとハッキング(あと、9S・・・バディならいいけどね)さえなければ、神ゲーと言い切ってました。

 

この後、前作ニーアのリメイクが出ますね。個人的にはBGMやストーリーは前作ニーアのほうが好きなんですよね。

 

 

前作のニーアをプレイしたのはもう10年も前なので、リメイクに本当に期待しています。NieR:Automataが面白かったという人はハマるはず、モッサリしている可能性も否めないのですが、その辺どうなっているのか。

 

新作出たけど、ソシャゲって・・・絶対ストーリー完結しないやつね。

 

 

以上。ありがとうございました!