ありがとうの意味、そして反対語を知ると人生はより幸せになる

  • 2020年4月17日
  • 2020年4月17日
  • 生き方

 

「ありがとう」

この言葉は日常的に使われている言葉だと思います。
私もこの言葉は大好きなので、たくさん使うようにしています。

 

けれども「ありがとう」の意味、そして反対語なんて、考えたこともありませんでした。
とある本を読んでいて答えを知ったのですが、大変感銘を受けました。

 

「ありがとう」は「有ることが難しい」と書いて「有り難う」となります。滅多にないことを感謝する言葉です。

 

そして「有り難う」の反対語は「当たり前」。あって当然、そうあるべきことと言う意味です。

 

日々生きているといろいろなことが「当たり前」と思ってしまうようになります。

 

私は大学生から1人暮らしを始めたのですが、今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなりました。

 

実家にいた頃は毎朝起こしてもらっていたし、着る服は洗濯してくれたものでしたし、夜になるといつもご飯が準備されていました。

お風呂だって用意されていたし、寝具も定期的に整えてくれていました。

トイレもきれいに掃除してくれていたし、電気代なんて考えたこともありませんでした。

 

そして、家族がいた。

 

1人暮らしを始めて、今まで当たり前だったことが実は当たり前ではなかったということに気づいたのです。
毎日帰るのは誰の声も響かない空っぽな部屋となりました。

 

ご飯を食べることができるのが当たり前。

実はご飯として食べる前に、多数の人が関わっています。
生産者の方であったり、物流の方であったり、販売してくれる方の手であったり、ご飯を作ってくれる方であったり。

 

家族がいて、友達がいて、そして恋人がいて
働くことができて、遊ぶことができて、そして生きていることが当たり前。

 

実はこういった当たり前は小さな有り難いこと、つまり奇跡の積み重ねでできているのです。

 

当たり前になってしまうと、それが奇跡ということに気づけなくなります。

子供の頃はもらって当たり前だったお年玉も、大人になるともらえなくなります。それどころか与える立場になってしまいます。

 

そして、人は死にます。
親だっていつまでも生きていられるわけではないし、友達だってそう、自分自身でさえそうです。

 

当たり前はいつか、当たり前ではなくなる時がくるのです。

 

 

すべての当たり前に「有り難う」を。
そう思えたとき、人生はより幸せなものになるのではないでしょうか。

 

 

ちなみに「愛」の反対語は「無関心」。
これは、マザー・テレサの言葉です。

 

愛の反対は無関心、つまり関心を持つことが愛なのです。

 

愛を持って「ありがとう」を言えるような人生としていきたいものですね。

 

最後に

 

きっと日々を生きているということは、とっても素敵で奇跡的なこと。
その素敵な奇跡を・・・

 

以上。ありがとうございました!