大人だから、大人だからこそ全力で・・・遊べ!

  • 2020年3月10日
  • 2020年3月15日
  • 生き方

 

大人になって仕事を始めて「あれ?最近いつ遊んだっけ?」となっている人はいませんか?

 

日本人は遊ぶのが下手ですよね。
日々の仕事などで精神をすり減らし、遊ぶ余裕をなくしていく。

そして、正直楽しくない人生をいつの間にか選択してしまっている。

 

「大人は遊びよりも優先して仕事をするものだ」という固定観念がなぜかありますが、私は大人こそ全力で遊ぶべきと宣言したいと思います。

 

 

 

 

 

何をしているときが1番幸せですか?

 

これ、答えられない人は要注意らしいです。

 

かくいう私も即答はできません。
楽しいことはいっぱいあるけど、幸せを感じる瞬間ってなんだろうと凄く悩みます。

少なくとも、日々の仕事は楽しいとは感じていても、幸せかと聞かれると悩みます。

 

日々の仕事で疲れきってしまって、なんとなく生き方が雑になってしまっている場合には、もっと自分のために使ってあげられる時間を増やしましょう。

それは、自分を見つめる時間であり、自分が好きなことをして全力で遊ぶ時間です。

 

 

遊びには2種類ある

 

遊び、つまり娯楽というものは2種類あります。

それが「受動的娯楽」と「能動的娯楽」です。

 

受動的娯楽とは、集中しなくてもよく頭を使わずに受身になる娯楽のことです。
例えていうならばテレビ、Youtubeなどの動画視聴、スマホを眺めるなどです。

逆に能動的娯楽は、集中力を必要とし、自己成長に繋がるような娯楽のことをいいます。
例をあげるならば、スポーツ、楽器演奏などです。

 

ただし、同じ娯楽ではあっても人によっては「受動的」なのか「能動的」なのかが変わってきます。

例えるなら「読書」です。
本を読むだけ読んで満足してしまったら、それは「受動的娯楽」になります。
本を読んで、何かしらのアウトプットをしたり自己成長に繋がるようなことをするのであれば、それは「能動的娯楽」になります。

 

私が知っている人の話なのですが、その人はキャンプが好きすぎてキャンプ用品を扱っている会社と個人で仕事をするようになったようです。

最初は自分が考えるほしいアイテムの要望を出していただけだったのですが、いつの間にかその要望が有益なものであり、個人としてその会社と仕事をするようになっていたのです。

キャンプでこんなアイテムがあったらいいのにとか、こんなデザインの製品があったら流行るんじゃないかとかを考え、その要望を出したりしたら、それは完全に「能動的娯楽」になります。

そしてそれが仕事に繋がってしまうこともある。

 

「能動的娯楽」を本気でやれば、それは自己成長になるため有益な自己投資であり、更には収入に変わるチャンスも秘めているのです。

また科学的に、「受動的娯楽」が多いと無気力になりやすくなるという結果もあるようです。

 

 

全力で遊ぶために

 

全力で遊ぶためには遊びの予定を先に立ててしまいましょう。
特に自分にとって「大事な遊び」であればなおのこと。何よりも優先的にスケジュールを抑えてしまいましょう。

遊びの予定を立てれば、その遊びの予定をこなすために仕事はいつまでに終わらせなければならない。とメリハリもつくと思います。
遊びの予定も立てず、帰宅しても特にやりたいこともないからグダグダと残業をしてしまうということから解放されるはずです。

 

「仕事が入ったから、遊べなくなった」という言い訳を聞く機会も多いのですが、断ることもできたはずなので仕事が入ったのではなく、正しくは仕事を入れたとなります。
つまり遊ぶ、人生を楽しむチャンスを自分で潰したということになるのです。

 

私はもともと友人と遊ぶ予定を入れていて、当日に「なんか、めんどくさくて行きたくないなぁ」って思ったときは「めんどくさいから、今日はキャンセルしてもいい?」って聞くと「いや、こいよ」って返ってくると想像がつくのが嫌なので「ごめん、仕事の都合で行けなくなりました」と言います。
そうするとだいたい「わかった。仕事なら仕方ないね。」って返ってくるのですが、はっきりと言ってもいいならば、

「仕事なら仕方ない」ってどういう意味?って話なんですよね。

 

簡単に予定をキャンセルできる魔法の言葉なので、結構な頻度で使ってしまうのですが、これを言われたら怒っていいと思いますよ。

 

よくある「今日が最後の日だとしたらあなたは何をしたいですか?」っていう質問。ほとんどの人は仕事とは答えないと思います。
むしろ「絶対に仕事だけはしたくない」と答える人が多数だと思うんですよね。

つまり、瞬間的にも遊びの予定はその「絶対にしたくない仕事」よりも下の優先度となったわけです。
怒りましょう。激怒していいと思います。
私はわかっている上で使ってしまっているんですけどね。たまに怒ってくれる人はいます。

 

逆にどうしてもこなしたい予定があったら、絶対に仕事のせいにはしないと誓っています。

 

 

最後に

 

子供の頃の遊びの障害といえば、お金がない、保護者同伴ではないといろいろなことができない、でした。
大人になれば子供の頃よりもお金は少なからず増え、行ける場所にもほとんど制限がなくなります。

 

時間という制限は若干ありますが、子供の頃よりももっと遊べる範囲は大きくなっているのです。

人生を全力で遊びつくさないともったいないです。

そして、どうせ遊ぶなら「能動的娯楽」として自己成長へと繋げていきましょう。

 

サンクチュアリ出版 (著)樺沢 紫苑

 

全力でヘトヘトになるまで遊びましょう!
生き生きと遊んでいる大人ってかっこいいですよね。

 

以上。ありがとうございました!