人生は1回限り。どうせなら楽しく生きたいですよね。
けれども、「人生なんて楽しくないよ」と思っている人も結構いるのではないでしょうか。
「人生なんて楽しくないよ」は私も思っていました。
正直言って未来に希望なんて持てなかったし、人間関係がうまくいかない時期もありました。
その頃は、人生が楽しいと言える人は理解できませんでしたが、羨ましくはありました。
この記事では人生を楽しむためにどうすればよいか(スピリチュアル的な)を書いていきたいと思います。
"人生が楽しくないと感じる理由
人生が楽しくないと感じる理由は人それぞれかもしれません。
人間関係だったり、勉強だったり、仕事だったり、お金のことだったり。
場合によっては2つ以上の理由から、人生が楽しくないと感じてしまうこともありますね。
人生を楽しめない理由や原因を考え始めてしまうと、「仕事は楽しくないしつらいからやめたいけど、やめたら収入がなくなってしまう・・・」のように更に暗い考えに陥ってしまうことが多いと思います。
ここで大事なことは、原因を考えても楽しい気持ちになれることはほとんどないということです。
たとえ、原因を潰せたとしてもまた新しい原因が出てくることでしょう。
ですので、人生を楽しむ方法を考えるほうが重要です。
人は結局のところ自分が見たいものを選んで見ている
人は自分が意識していないものは見ていません。
逆に言うと、意識した瞬間に見えるようになります。
悲惨なことにも私は、大学生時代にパチスロにハマってしまいました。
一生行くこともないだろうと思っていたのですが、友人の影響でうっかりと足を踏み入れてしまったのです。
パチスロに行くことが普通ではないことから、普通なことになった瞬間にパチ屋が大量に視界に入ってきました。街中にこんなにパチ屋があるのかと驚いたものです。
行くことが普通ではなかったころでも視界には入っていたかもしれませんが、意識していなかったので、実質”見ていなかった”のです。
また、私は実生活で酒を1滴も飲まないので、街中にはたくさんの居酒屋がありますが、ほとんど”見えて”いません。
ここで1つ言っておきたいのは、この意識しているというものは無意識の状態を含むということです。
さらに、無意識というのは意識よりも強いです。
例えば、本が好きで本屋に行くことが好きな人は無意識のうちに本屋を探していることがあると思います。
服が好きな人は、服飾店の前を通りがかったときなど買うつもりがなくても無意識のうちに服を見ていたりします。
人生における「楽しい」もこれと同じ理論が当てはまります。
私は「なんかつまらないな。なにか楽しいことないかな。」と思って過ごすことが多かったのですが、この「なんかつまらないな。」が問題でした。
「なんかつまらないな。」は無意識的に感じている部分だったのですが、先ほども書いた通り、無意識は意識よりも強いので、
楽しいことを探しているつもりでも、無意識的に「つまらないこと」を選んで見ている状態となっていたのです。
これでは、「楽しい」ことはなかなか見つかりませんね。
「人生は楽しい」と思い込んでみることから始める
それではどうするかというと、「人生は楽しい」と思い込んでみましょう。
いわゆる自己暗示というものです。
無意識の状態を操作して「人生は楽しい。今日も楽しいことを探そう。」のような状態にしましょう。
・鏡の前の自分に向かって「毎日、楽しい」と言う。
・口癖をポジティブなものに変える。
・考え方を変えても楽しくないものには近づかない。
・寝る前に、いい1日に変換して眠る。
自分の口から発する言葉は意外にも、自分自身に一番効果があります。
「楽しい」と発することが多ければ「楽しい」、「つまらない」と発すれば「つまらない」という認識を人間の脳はしていきます。
そして、無意識のうちに「楽しい」、「つまらない」ことを探すようになります。
人生を楽しんでいる人はどちらかというとポジティブな口癖、逆の場合はネガティブな口癖の人が多いはずです。
この口癖の影響を最も受ける瞬間が、鏡の前の自分に対して何かを言うときです。
毎日、鏡の前の自分に対して「今日も最高な1日になりそうだ」と言ってみましょう。
楽しいと思い込んでも、どうしても楽しくないものはあると思います。
人生を楽しむ障害となるのであれば近づかないようにしたほうがいいです。
本当に嫌いな人との人間関係などは無理して続けないほうがいいですし、人生が楽しくない原因が仕事にあるのならば、その仕事は辞めたほうがいいです。
お金が原因であるならば副業をしたほうがいいですし、勉強からは逃れられないかもしれませんが・・・
また、寝る前にはその1日をいい1日だったと変換することも大事です。
ファーストチェス理論
「ファーストチェス理論」というものをご存知でしょうか?
チェスのプロに盤面を見せて5秒で次の1手を決めてもらい、その後30分考えた上で次の1手を決めてもらいます。
このとき、5秒決めた次の1手と30分考えた上での1手は86%同じとなるようです。
つまり、ほとんど直感で選びとった判断はかなり正しいということです。
しかしこれはあくまでも、その世界で闘い続けて知識や経験を積んだ上でのプロの話なので、
慣れていない人が下す判断というのは決して正しくはないのかもしれません。
そういった場合は「自分がワクワクする」と感じたものを選ぶとよいでしょう。
例えば「海外旅行に行きたい」と思ったときに続くのは「でも、お金と時間が・・・」みたいなことだと思います。
このときに「海外旅行に行きたい」と「でも、お金と時間が・・・」だと、どっちが「ワクワク」しますか?
人生を楽しくするために「直感に従う」というのも大事なことだと思います。
まとめ
結構スピリチュアル的な内容となってしまいましたが、人生を楽しいと思えるか思えないかは結局のところ自分自身だけが決めることだと思います。
また、その出来事を楽しいと感じるか感じないかも自分自身だけが決めることです。
人生には試練と呼ばれるようなこともありますが、考え方ひとつで楽しい経験にもなるし、辛いだけの経験ともなります。
最初は思い込みだけでもいいので、楽しいと思ってみることから始めてみましょう。
いつか、その思い込みから本当に「楽しい」に変わる瞬間が来るはずです。
以上。ありがとうございました!