励ましの言葉は「頑張って!」ではなく「楽しんで!」と言う

 

「頑張って!」と言う言葉は、励ましの言葉、激励の言葉として一般的だと思います。そして、この言葉をかけられることが嫌だという人がいるというのもまた、事実だったりしますよね。

 

励ましの言葉と言えば他にも「応援してるよ」、「困ったときは力になるよ」、「無理しないでね」、「気楽にいこうよ」など、いろいろとありますが、私が人に励ましの言葉をかけるときは「楽しんで!」と言うようにしています。

 

 

頑張ってはNGワード?

 

私個人としてはそんなことはないと思うのですが、嫌がる人がいるというのも事実ですよね。

既に頑張っている人に「頑張って!」と言ってしまうと、「更に頑張らなければいけないのか・・・」というようにプレッシャーを与えてしまったりするからですね。

そして「頑張って!」という言葉は、人の感情を無視した言葉だと個人的には思います。「頑張る」って楽しくないからそういう表現になると思うんですよね。当人が楽しんでいれば「頑張っている」わけではなく、好きだからやっている、というような形になると思うからです。

嫌いなことで潰れそうになっているときに「頑張って!」と言われるのは、嫌いなことでも「頑張らなければならない」という思いを抱かせてしまうかもしれないため、やはり逆効果かもしれませんね。

 

ある意味、「頑張って!」という励ましの言葉は、場合によっては呪いの言葉と言えるのかもしれません。

 

 

 

私は「楽しんで!」と言う

 

楽しいとか好きって感情は、人間の中でもかなり強いものだと私は思っています。

やはり嫌いなもの、つらいものをやっていると、理性ではやらなくてはいけないと思っていても、心がついてこなくなります。しまいには、心を病んでしまう可能性もありますよね。

 

楽しんでやっていれば頑張るという気持ちすらなく、いい結果となったりします。転職や新しいチャレンジを考えている人が楽しいと思えることに出会えたら、きっと成功すると思います。

 

「楽しむなんて無理だよ」と返されることもあるかもしれません。その場合は、「楽しくないなら辞めれば?」と言ってしまいます。だから相談されることなんてほとんどないのですが・・・。人生って「楽しいこと、幸せなこと、好きなこと探しの旅」だと思うんですよね。

「仕事は楽しくなくて当然」と思っている人もいます。これに対して私は異を唱えたい。人生は短いのです、楽しくないことをやっている暇はほとんどありません。私自身働いていますが、仕事自体は楽しんでやるようにしています。

 

 

 

私自身の話

 

私は学生の頃、勉強が嫌いでした。ほとんどの教科で赤点スレスレのような点数を取ったことがあります。親からは「頑張りなさい」と言われる日々、それでも頑張りませんでした。

ただ国語という教科においては、高得点以外を取ったことがありません。しかし、国語の勉強を頑張っていると思ったこともありません。もともと本が好きだったというのもあって、頑張っているという意識にはなりませんでした。

 

仕事はプログラマをやっています。もともとPCなんてYoutubeを見るくらいで、IT関連の仕事をするなんて考えたことはありませんでした。おかげさまでスキルセットというものも0に近く、「何ができますか?」と聞かれたら「何もできません!けど、努力します!」と返すことしかできませんでした。

そんな私がプログラマとして何とか生き残っているのは、一言でいうと楽しかったから、楽しいからです。自分で作ったプログラムが想定通りに動いたら楽しいし、動かなくてもそれを解決できれば楽しい。特に頑張っているという意識はありません。ただ楽しいと思っているからやっているだけなのです。

 

 

 

最後に

 

ということで、励ましの言葉は「頑張って!」ではなく「楽しんで!」と言うというお話でした。

 

ちなみに「頑張って!」とはあまり言いませんが、「がんばれー」なら言うこともあります。その場合は、かなり気の抜けた言い方をします。

 

以上。ありがとうございました!