借金２１０万円を完済したので、素直な気持ちを書いていく

2020年9月17日
雑記

つい先日、借金２１０万円を完済したやまです。

上を見れば上が？下を見れば下がいっぱいいるわけですが、私にとってはかなり過酷な数年間だったので、返済中のアレコレと、完済しきったときの気持ちを書いていきます。

まずは、借金の内訳です。奨学金はありません。

プロ〇ス・・・５０万円
ア〇ム・・・４０万円
レ〇ク・・・６０万円
リボ払いのクレジットカード・・・６０万円(２社)
計２１０万円

結局まとめずに完済しきりました。利息なども考えたら間違いなくまとめたほうがよかったんですけど、それによって発生する手続きがめんどくさそうでやりませんでした。

あと、「その過払い金、戻ってくるかも！？」みたいな広告を見るたびに、うきうきしながらリンクで飛んだりもしたんですけど、ほとんど私には関係ありませんでした。過払い金請求できる時代？に借りたわけではなかったのです。リンク飛んでガッカリするというのを定期的に行っていました。

借金の経緯

新卒で入った会社をパワハラにより半年で辞めたのですが、その前後でかなりメンタルがやられていて、パチスロに入り浸る生活に堕ちていました。

私は平打ち、趣味打ち、乱れ打ち派だったので、もちろん負けこんでいきました。負けるのなんて簡単でした。

そして気づけば、携帯代を払うお金がなかった。そんなとき、プロ〇スが目に飛び込んできたんですよね。そこからの行動は、私のこれまでの人生の中でも１、２位を争うほど迅速で、即融資申し込みをしていました。

無事？審査も通り、目の前にあったのは「５０万円まで借りられるよ。」の文字。一瞬無敵になった気がしました。未来のことは未来の自分がなんとかしてくれる。そんな感じでしたね。

パワハラをされていたので、仕事を辞めてからも働く気が起きずにニート生活を１カ月ほど送りました。なんせ、融資受けられますからね。怖いものなんてありませんでしたよ。

スロッカスとして悠々自適な生活を送り、気づけば借金は限度額の５０万円。そこからはクレジットカードの出番です。なんせリボですから。毎月１万円返済すればいいからハッピー！みたいに思ってました。

それと同時に「ギリギリまで追い詰めないと魂は輝かない」と思っていたので、借金を増やすのもこの頃は怖くありませんでした。借金返済中には魂は曇りまくりでしたが。

その後、満を持して社畜に戻る瞬間がやってきます。この頃から借金返済に本気を出し始めます。

私が再就職したのは未経験のIT業界。もちろん給料は安い。バイトしているほうが稼げるのでは？と思ったほどでした。

こんなことじゃいつまでたっても借金を完済できないと思い、投資のツールを１００万円で買いました。ツール自体に問題はなかったのですが、私の資本金がほとんどなかったので(というか、０)、豚に真珠、猫に小判状態。完全に買うタイミングは間違っていました。

気づけば返済に本気を出していながらもなぜか借金は増え、５０万円から２１０万円に増えていたんですよね。

毎月の返済額

毎月７万円を目安に返済していました。ボーナスとかあったら追加で返済する形。

７万円でも、約３年くらいは完済までにかかります。実際には利子があるので、完済までの期間は更に時間がかかるわけです。。

毎月給料日を迎え、固定出費と借金返済にお金を当てたら、手元に残るのは４万円とかでした。ここから食費、交際費、雑費などを出していたので、とにかくきつかった。

借金さえなければ、と思ったことは何度もあります。

毎日の食事は、ご飯に納豆でした。納豆大好き！納豆最高！ぶっちゃけ、１人暮らしで自分のためだけに料理するっていうのも、なんかめんどくさかったというのもあります。

完済までにかかった期間

２２歳の１０月から２８歳の９月まで借金持ち状態だったので、完済までにかかった期間は約６年です。

多分もっと早く終わらせることもできたのでしょうが、借金返済期間中でも私は「お金がない」ということを言い訳にしたくはありませんでした。

つまり、急な出費が発生する場合は借金を増額していたんですよね。これが、完済までの期間を延ばしていたと思います。

「お金がない」のは事実でしたが、「お金がない」を当たり前にしたくはありませんでした。「お金がない」という事実で当たり前と思ってしまうと、貧乏で当然というセルフイメージとなってしまうので、未来を見据えた時に、そのセルフイメージは持ちたくはありませんでした。

借金をすることで失ったもの

お金と時間です。プライスレス。お盆からこぼれた水は戻らない。

２２歳から２８歳という人生においてかなりの意味を持つ、１０年間の内６年間を借金返済という暗黒にあてていたので、その辺はかなりの損失ですね。

そして、自信ですかね。なんとなく、借金があるというのは後ろめたいところがあったので。一部を除き、投資目的の借金なので、悪い借金ばかりではないとは思っていたのですが、やっぱり借金って、ねぇ。

そして、余裕。お金がないという事実は、心の余裕を奪っていきますね。毎月カツカツで本当につらかったので。

ただ、「返済が終われば、返済に充てていたお金でいろいろなことができる」と思っていたので、そのいつ来るかもわからないような未来をずっと夢想していました。

借金をすることで得たもの

借金によって失ったものはかなりありましたが、お金を稼ぐということに関して貪欲になったと思います。

借金を早く返すために節約するのではなく、もっと稼げるようになろうと思っていました。

私はこの借金返済期間中に会社員から個人事業主になったので結構ライフステージを変えたかなと思っています。本当に凄い人は、更に飛躍していると思いますけどね。

おかげさまで収入は２２歳の時と比べると、約２．５倍？くらいになっています。

借金をすることで、自分の人生とより向き合ういいきっかけになったとも思います。ギリギリまで追い詰めた結果、魂が輝こうとしたのかもしれません。

お金が幸せを生むわけではないが、お金があることで幸せは大きくなると確信したのも、借金のおかげかもしれません。

そして、「死ぬこと以外はかすり傷」って精神ですかね。死ななければ、借金するのも１つの人生経験というように思います。返済中はネタにしませんでしたが、完済した今となればただの笑い話です。

借金完済時の気持ち

返済中、終わりが見えない頃は本当につらかったのですが、終わりが見えてきたときは純粋に嬉しかったですね。

最後の返済の時にはウキウキでした。「これで終わる！」という気持ちだったので。

そして完済後には「やっと終わった」という安堵感でいっぱいでした。

これからの目標

よく、「借金を完済すると目標を失う」とか見ますけど、私はそんなことはないです。

なぜなら、返済中は毎月お金を無駄にしていたわけなので、完済したということはそのお金が自由に使えるということ。

返済中にも、完済したらやりたいことはたくさん浮かんできました。海外旅行(オーロラを死ぬ前に一度は見たい)だったり、日本内でも行ったことのないところがほとんどなので、日本一周もしたい。バイクもほしい。株式投資をしたい(ある会社の株主総会に参加してみたい)。楽器もやりたい。など、やりたいことは盛沢山です。

なるべく借金は繰り返さないように気を付けつつ、稼ぎたいという気持ちに貪欲であり続けるようにいたいと思います。