愛と嫌、煙と酒

 

まず最初に、私は喫煙者です。そして、アルコールは一滴も飲みません。というか、酒というものが本当に嫌いです。嫌煙家ならぬ嫌酒家です。

 

一時期禁煙していた時期もありましたが、仕事中の暇つぶしにうっかりと、また煙に手を出してしまいました。仕事をしていないわけではなく、終わっちゃって手持ち無沙汰だから暇つぶししてるんですけどね。単純計算で1.5~2人分の仕事はこなしているはず。

 

酒を初めて飲んだのは16か17の頃、はい、未成年飲酒です。若気の至りってやつですね。もちろん楽しかった。というよりは、未成年で飲酒しているという背徳感が一番大きかったのかもしれない。酒はもちろん美味しくなかった。それ以降、酒というものには極力関わらないように生きています。ただ、居酒屋飯は本当に好きなので、そこが悩み所。

 

最近になっても喫煙者への風当たりが非常に厳しい。まぁ、確かに臭いですよ。喫煙者である私自身も人の煙は嫌いです。あと、歩きタバコとかね、本当にやめてほしいものですね。喫煙所を探し当て、そこで吸ってほしいものです。私は歩きタバコをしている自分がダサくて仕方がないと思うようになってからは、喫煙所を探してます。

ただ、臭いって意味だと酒も同じだと思うんですよね。酒の匂い、あれも普通に臭いです。電車とかで酔っ払いが近くにくると臭くて仕方がありません。缶を開ける「カシュッ」って音も本当に嫌い。

最近は飲み会も、匂いが嫌いという断り文句を言うようになりました。飲み会の場で学ぶことなんて何もないと学習もしましたし。

 

なぜタバコのネガティブキャンペーンは多くて、酒のネガティブキャンペーンは少ないのかが、この世界の謎の中でも大部分を占めると思います。多分、酒があることによって動く金があるから、あんまり糾弾されていないのではないかと思っていますが。

 

確かにタバコが有害であることは間違いない。ただ、酒はそれをはるかに超えるほどに有害で害悪だと思います。

 

まず、アルコールによって理性が飛ぶってどうなの?って話です。というか、私が酒を嫌いな一番の原因がこれかもしれません。

酒は理性を飛ばします。事件で「酒に酔ってやった」はよく聞きますけど、「タバコを吸ってやった」っていうのは聞いたことがありません。酒で気が大きくなって事件を起こすとか意味不明にもほどがあります。

私の友人の話ですが、その友人は一時期警備会社で働いていました。ある日、外で警備で立っているときに酔っ払いに突き飛ばされたそうです。車道に。幸い車が来なかったからよかったようなものの、立派な殺人未遂ですね。そんな話を聞いて、酒への嫌悪感が最大になりました。

人間は思考をすることができる動物であるのにも関わらず、その思考を放棄するって間違っていると思うんですよね。

 

嫌なことを酒の力で忘れるとか言いますけど、私から言わせてもらえば、まず嫌なものの原因を断てよって話なんですよね。

 

ちなみに私の父親はアル中でした。酔っぱらって殴られるようなことはなかったけれども、安い酒を飲んで寝転がっていました。せめて高い酒を優雅に嗜むような姿を見せられたら話は違っていたのかもしれませんが、網膜に焼き付いて離れない、安酒で満たされた醜い姿でしたね。

 

本当に嗜むレベルで人に強要もせず、飲んでも素面と変わらないというのであればまだいいのですが、それ以外が目立つのも事実。

 

ちなみに、酒は百薬の長と言われた時代もありましたが、最新の研究では1口で毒らしいです。

酒を飲めない人は増えてきているらしいって情報もあります。毒だからこそ、酒を飲まないようにする進化なのかもしれませんね。

 

酒こそ規制してほしいものです。

 

以上。ありがとうございました!