大人になったら友達が減って、友達ができづらくなる理由を考えてみた

  • 2020年10月4日
  • 2020年10月4日
  • 雑記

 

大人になるとどうしても友達というものは減ると思います。

 

私自身は友達は3人もいればそれ以上はいらない派の人間なので、友達が減るって言うこと自体は何も気になりはしません。

ですが、ふと「あいつは今何してるのかな?」とかは思ったりします。思うだけでそれ以上は何もありませんが。連絡もしないし連絡もこない。それでいいし、それがいい。

 

私が学生の頃は、「みんな友達!」みたいな考え方でした。友達は多いほうがいいし。友達が多いほうが楽しいと思っている人間でした。

年を重ねていくごとに、「友達は多くなくていい。本当に気が合う人が3人もいればそれで十分。」だと思うようになっていきました。

 

 

大人になって友達が減る理由、それは環境の変化だと思います。

「類は友を呼ぶ」ということわざがあります。人は同じような人を友達にするという意味ですが、大人になると環境がガラリと変わってしまうんですよね。

年収だったり、休みが合わなくなったり、住む場所が変わってしまったり、結婚だったり、親になっていたり。そういった変化が起こるとどうしても友達ではいられなくなってしまうんですよね。その類は友だった人を呼ばなくなってしまうから。

環境が同じというものを満たすのは、子供の頃の学校というものだけかもしれません。親の年収の差はあれど、同じ学校に通っていれば本人同士の環境自体は同じですので。

 

また、年齢を重ねると価値観が変わるというものと事実。子供の頃と大人になってからの価値観だとか大事なものは間違いなく変化しているはずです。年齢を重ねていけば友達だった人たちとも価値観が合わなくなってしまうというのも自然なことです。

 

けれどもこれは悪いことだとは思いません。人は変化せずにはいられない生き物です。友達が減るということは、良くも悪くも変化しているということ。

 

思い返せば、友達が多かったころの自分はあまり自分としては生きていなかったと思います。友達に合わせるために別に好きでもない音楽を聴き、ドラマを見、漫画を読んで、価値観をなるべく合わせ愛想笑いで生きていました。

友達が減ってからは自分に対して真剣です。自分が好きなものに嘘はつかなくなったし、価値観も自分が決めます。その価値観わかるわって人と出会うと友達になっていきます。

 

むしろ大人になってからも何も変化していないほうが危ないのではないかと思いますね。たいていの場合、類友ではなくなってしまうから友達と言うものは友達の変化を嫌がるので、何かしらでも「変わりたい」と思ったときには友達はただの足かせです。変化しないように引き留めてこようとしますので。

 

 

また、大人になると、なぜ新しい友達ができづらくなるのか。

これは、「利害性」が関係していると思われます。利害性、つまり利益と損害。

働くうえで知り合う人は、ほとんどの場合何かしらの利害関係が生まれていますよね。やっぱり利害関係があると友達とは言えなくなると思います。そういった人達は仲間だとか同志と言う風に呼ぶと思います。

こちらも学校というものは凄い。ほとんど利害関係なく、楽しいから一緒にいるが自然とできてしまいます。

 

大人になってから「友達」を増やすには趣味とかで増やすのが一番なんですね。

まぁ、友達になっても仕方ないから、友達にならないと思うことが多いのも事実ではありますが。

 

 

私は友達アンチ型の人間なので「友達はいらない」と言いますが、友達アンチ型の人間はあまりいないので「友達がほしいけどできない」と曲解されることが無性に腹立たしいです。

友達いらない派の人間ってものがいることも理解してほしい。そして、この世界において友達なんてものの存在は、必須ではないということも理解してほしい。

 

以上。ありがとうございました!