皆さんはハンコを普段から使っているでしょうか?
経営者の方や契約に関する書類を扱っている人の場合は、普段から使っているかもしれませんね。
私はここ2、3年ほどハンコを使わない生活を送っていたのですが、急に入用になり家を探してみたら・・・ない!捨ててないはずなのに見つからないということがあり、
結局2時間ほど探して、ドン・キホーテのハンコを作ってくれる機械で新しく作りました。
もう、ハンコ必須という文化は滅びてサインファーストになってくれませんかね?
なぜ、ハンコを押すのか
自分である証明のためにハンコを押すそうです。
本人である証明のはずなのに、他の人が押しても同じ効力となりますよね。
例えば「田中」さんのハンコを「鈴木」さんが押しても、「田中」さんが押したことになる。
自分であるための証明という使い方として、このようなことが起きる可能性があるのはそもそも破綻していると思います。
大体のハンコは機械で作られているから、ハンコの誤差もほとんどないでしょうし、買ってしまえばそのまま使えますね。
すべて、サインでいいのではないでしょうか?
筆跡鑑定というものがありますが、調べてみたら正答率は約99%らしいです。
自分の名前を書くときの筆跡なんて、そこまで大きな変化はないでしょうし、
自分である証明にはサインのほうが圧倒的に適切だと思います。
ハンコ文化が滅びてほしい理由
ハンコは紛失しやすい
ハンコの形状は円形です。
それ故に、転がります。
更に小さいので、失くしたら探すのも大変です。
紛失をしても新しいものを買えばいいのですが、届けているハンコではなくなる場合は手続きが必要となる場合があります。
めんどくさいです。
ほとんど使う機会もないのに、急に必要になったりする
最近は紙媒体で何かをすることも少なくなってきているように思います。
インターネット上のサービスを契約する場合も、インターネット上で完結することのほうが多いですし。
個人としてのハンコを使う機会なんて1年にそう何回もないと思います。
ですので、ハンコは
・ほとんど使う機会がない
・紛失すると困る
となり、基本的に持ち歩かないことが多いはずです。
しかし、持っていないときに限って必要になったりするんですよね。
ハンコがなくなればこんなこともなくなるのに。
サインでいいところが増えてきている
郵便物の受け取りなど、一時期はハンコ必須だったように私は記憶しています。
ですが、段々と
「ここにハンコをお願いします。なければサインでもいいです。」となり、
「ここにハンコかサインをお願いします。」となり、
最近では「ここにサインをお願いします。」と言われるようになりました。
ハンコの「は」の字も出なくなったのです。
また、りそな銀行さんなんかはハンコ不要で口座を作れるようになっています。
最近始めてりそな銀行の口座を作ったのですが、生体認証で口座が作れるようになっており、本当に感動しました。
生体認証のほうがハンコより確実に安心・安全ですよね。
言い方はアレですが、常に持ち歩いていると言っても過言ではありませんし。
また、最近は銀行のアプリなどでも銀行口座の開設ができるようになってきていますね。
窓口で作る場合はハンコ必須、アプリならハンコいらないみたいなことが起こっています。
意味不明です。
サインファースト、ハンコセカンドになってくれると嬉しい
今はまだどちらかというとハンコのほうが優先順位が高く、サインでは代用が効かないことがあります。
これが「サインをお願いします。めんどくさかったらハンコでもいいです。」となると嬉しいと私は思っています。
基本的にハンコのほうが朱肉を用意したり、押した後に先端を拭く動作があったりとめんどうですが、サインはペンで書くだけなのでやはりサインのほうが楽です。
しかし、サインをしなくてはならない場所が何ヶ所も出てきた場合は、サインよりもハンコのほうが楽になります。
ですので、基本的にはサインで、場合によってはハンコでもよい。
と言う文化に変わっていってほしいと思います。
これならハンコ業界も一定の需要は見込めるんじゃないでしょうか。
または英語などの筆記体みたいにオシャレなデザインのハンコでもOKとなれば、それはそれで楽しいかもしれません。
それなら少しは個人差も出ることでしょう。
特注で作ることになりそうですが・・・
まとめ
ちなみにハンコハンコと一口に言っていますが、そのハンコにも種類があり、
実印 → 印鑑登録を申請したハンコ。重要な契約などで使う。
銀行印 → 銀行などで登録したハンコ。口座取引などで使う。
認印 → 登録などは必要なし。日々の事務作業などに使う。
などの種類があるようです。
なぜハンコに種類があるのか理解ができませんね・・・
本当にハンコ文化には滅びてほしいものです。
以上。ありがとうございました!