人生において一番大事なものはなんでしょうか?
「趣味」と答える人もいれば、「家族」、「仲間」、「友達」、「恋人」と答える人もいるかもしれません。
もしくは「お金」だったりもするかもしれませんね。
おそらく大多数の人にとっての仕事というのは、生きるため、生活費を得るためにやっているものであり、嫌々やっているものであって、
人生において大事かと言われるとそうではない人のほうが多いと思います。
しかし、生活のためには働かなければならないし、
自分にとって仕事は大事ではなくとも、とりあえずやることが目の前に山積みで、それをこなしているうちに年を取り、誰のための人生かわからなくなってしまうのは悲しいですよね。
事実、私の職場で「仕事は楽しいか?大事か?」と同僚に聞くと、こいつは頭がおかしいのかという目で見られます。
そして返ってくる言葉は「楽しくない。大事ではない。」です。
「楽しい」と返ってきても「大事」と答える人には出会ったことがないですね。
もちろん、人生において1番大事なことは「自己実現」でそれを達成するための手段が「仕事」である人もいるでしょう。
または、「仕事」が人生で1番大事だとぶれない人もいるかもしれませんが、それはそれで素晴らしいことだと思います。
以下は、とある大学の講義での1幕らしいです。
いろいろなところで見たことがあるかもしれませんが、私が大好きな話なので紹介させてください。
とある大学で、面白い授業が行われました。
授業内容は「人生の優先順位」についてです。
大学教授は教壇の上に、大きな壺を置きました。
次に大きな石を取り出し、壺いっぱいに詰め込みました。
教授は学生に、問いかけました。
「壺は、いっぱいになっただろうか」
一人の学生が「はい。いっぱいになっています」と答えました。
教授は「いいえ、違います」と答え、あるものを取り出しました。
砂利です。
大きな石は入りませんが、小さな砂利なら、入ります。
つぼに砂利をいっぱいに入れて、再び「壺は、いっぱいになっただろうか」と問いました。
1人の学生が「いいえ。違うと思います」と答えると「そのとおりだ」と言いました。
次に取り出したものは、砂です。
砂利はもう入りませんが、小さな砂なら、入ります。
砂で壺を満たすと、教授は再び「この壺は、いっぱいになっただろうか」と学生に問いました。
学生は「いいえ」と答えました。
「そうだ」と答えた教授が次に取り出したのは、水でした。
砂は入らなくても、水なら、入ります。
壺いっぱいまで、水を入れました。
今度こそ、本当に壺がいっぱいです。
教授は「何が言いたいかわかるか」と尋ねました。
1人の学生が「予定がいっぱいでも、努力すれば、詰め込むことができるという意味でしょうか」と言いました。
「そう来ると思ったよ。違うんだ」と大学教授は、発言しました。
私が本当に言いたかったのは「人生の優先順位だ」と。
「この壺は人生だ。物事には優先順位がある。大きなことから順に入れないと、後から入れようとしても入らない」
教授が本当に言いたかったことは、これでした。
最初に大きな石を入れなければ、砂や水で満たした後では、入れられません。
物事には、正しい順番があるのです。
あなたにとって、大きな石にあたることは、何でしょうか。
勉強でしょうか。
家族でしょうか。
友達や恋人でしょうか。
最初に、大きな石を入れましょう。
常に、今しかできないことを、最優先です。
さもなければ、貴重なチャンスを失うことになるのです。
いかがでしたでしょうか。
日々の忙しさで忙殺されて、誰のための人生かわからなくなる前に、
人生において1番大事なものから、最初にあなたという「坪」を満たしていく。
本当に人生においてかなり大事だと思います。
余計なもので人生を満たしてしまった場合、趣味の時間がなくなり、大切な人と過ごす時間がなくなっていきます。
・仕事ばかりしていたこと
・行きたい場所に行かなかったこと
・自分のやりたいことをやらなかったこと
・家族をもっと大切にすればよかったこと
などがよくあるようです。
皆、泣きながら産まれてきます。
反対に死ぬときは、後悔なく「最高の人生だった!」で生涯を閉じたいですよね。
この話は、義務教育で教えるべきだと思います。
特に小学生、中学生のまだ、何色にでもなれるときに話すべき内容だと思います。
正直、高校生とかになってしまうと、社会の変な枠組みにハマってしまっていると思うんですよね。
私にとっての1番大事なものは何なのか、正直未だによくわかりません・・・
少なくとも仕事ではないだろうなと思っています。
とりあえずとして必要のないものでは満たさずに、自分にとって大事なものを本当に大事にできる人生にするよう心がけています。
あなたの人生で1番大事なものは何でしょうか?
1番大事なものから人生を満たせているでしょうか?
以上。ありがとうございました!