ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝感想。僕たちの世界は複雑になりすぎているのかもしれない。

  • 2019年9月8日
  • 2020年3月25日
  • 雑記

まずは映画館での放映、おめでとうございます。ありがとうございます。

 

観にいってきました。結論から言います。
素晴らしい。最高です。文句の付け所は一切ない。
京アニらしく妥協は一切ありませんでした。

 

鑑賞中に余計な感情が混じってしまうかもしれないと不安だったけれども、余計な感情は混じらなかったし、そんなこと考える暇もなかった。

 

外伝といいつつ、総集編的な立ち位置なのではないかと思っていたのですが、完全に新作でした。

 

9/6(金)に公開で当日観にいくつもりでチケットを購入したのに、映画館に行ってチケット発券しようとしたら9/7(土)のチケットを購入していたみたいで、退却しました。映画館からの帰り道に泣いていました。

 

まず、2日目でも席は満席でした。未だに趣味がアニメを見ることっていうと微妙な顔をされることが多いのに、アニメ好きな人って多いんだよね?
どこにいるんですか?語りたいです。

それと私が行った映画館には物販がなかったのですが・・・もともと仕入れていなかっただけ?それとも売り切れ?

 

以下、ネタバレを含みます。
まだ見ていない方でネタバレが嫌な方はこの記事をそっと閉じて、ぜひチケットを買って、映画館で観てきてください!

 

 

・あらすじ

……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。

良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。

未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。

引用:http://www.violet-evergarden.jp/sidestory/

 

・評価

Aパート(エイミー)・Bパート(テイラー)どちらも中だるみもなく駆け抜けてくれました。

映像はもちろんのこと、声優さんの演技の熱量、BGMすべてに素晴らしいものがありました。
評価は私としては☆5/5です。

 

 

前半は舞踏会を控えた、全寮制の女学校に通っているエイミーの元へ教育係としてヴァイオレットが現れます。

 

「どこにもいけない」エイミーと「お客様がお望みならどこでも駆けつける」ヴァイオレット。
まったく正反対の2人の舞踏会まで3ヶ月間をともに生活するお話。

箱入りで育つ辛さは私としてはわかりかねますが、やはり「どこにもいけない」ものなのでしょうか。
それを考えると「どこにでもいける」ほうが恵まれているのかな。

闘うことしか知らなかったヴァイオレットの、人間としての成長が見れるパートでした。
エイミーに自然に寄り添える。最初期のヴァイオレットでは考えられないですね。

「復讐だから」身寄りのないテイラーを引き取ることを決めたときのエイミーのセリフです。
もうね、本当に素敵でした。エイミー自身も戦争の被害者であって、まともな生活をできていないのにも関わらず、テイラーを引き取り立派に育ててみせる。そして新しい道を選べるようにしてあげる。それが復讐。
そんなキレイな復讐の仕方は聞いたことがありませんでした。

 

そして、舞踏会のシーン。ハンパないですね。キレイな衣装をきて、動きます。動きまくります。このシーンを何度も見返したいです。

舞踏会にて仕事の期間も終了なので、こちらでAパート終了。

 

 

Bパートは、そんなエイミーの妹「テイラー」のパートで、郵便配達員であるベネディクトにスポットを当てたお話。

 

Aパートから3年後の世界。戦争終了後から4年後の世界。電波塔が建設中で、限りなく現代に近づいてきています。

 

エイミーの妹であるテイラーは、郵便配達員であるベネディクトにあこがれて「C.H郵便社」で雇ってもらえるようにと訪ねてきます。

 

ヴァイオレットはテイラーに文字を教えたり、一緒に郵便配達をしたりとするわけなのですが、
エレベーターを「新型の兵器です」と言ったヴァイオレットは本当にらしくて、思わず笑ってしまいました。
成長した部分が大きいけど、それでもヴァイオレットはヴァイオレットなんだなって。
そして最後のシーンに繋がる部分。

「宛先のわからない手紙を届けてほしい」。ベネディクトは立派な社畜でしたね。
「届かなくていい手紙はない」だの、「郵便配達員は幸せを届ける」だの名言だらけの本作でした。

 

自由はないままでしたが、エイミーの喘息が治っているようにも見えたのでそこはよかったですね。少なくともしっかりとした生活を送れているんだなと思いましたので。

 

エイミーが引き取っていなければ「郵便配達人」という道もテイラーは選択できなかったので、エイミーの「復讐」は成功という形となるのではないでしょうか。

 

サブタイトル「永遠と自動手記人形」の永遠の部分が最後に明かされます。

 

そして、迎えるエンドロール。感謝の気持ちでいっぱいでした。
本当に素敵な作品をありがとうございました。

 

結局エイミーとテイラーは再会することなく終わってしまいましたけど、新作の劇場版にて再開するシーンはあるのでしょうか。

 

 

これは完全なるポエムです。
 本作中にエイミー、テイラーがそれぞれに1通ずつ手紙を送っているのですが、絵で示されているだけでたった2行ずつしかなかったんですよね。それでも思いは伝わるし、感動は生まれている。

 

私たちの住んでいる世界はとても便利になりました。
携帯電話で世界中どこにいても電波があれば繋がれるし、メールだってある。
最近ではチャットアプリの台頭などで、人と簡単に繋がれて、簡単に繋がりを削除できる世界になりました。

 

私たちは必要以上に言葉を重ねて生きていますが、本当に大事な思いや、気持ちなどはしっかりと伝えられているのか。
そういった意味で私たちの世界は複雑になりすぎているのかも知れないと感じています。
それがアニメ版を含めた作品、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見た私の感想となります。

 

電話、メール、チャットがなくなった世界に戻るのは不可能でしょうが、ね。

 

はい。ということでもし、もしも観にいくか迷っているようならば、ぜひ観にいってください。
3週間の限定公開ですからね。すぐ行きましょう。私はもう1回行きます。

でも、できれば家で1人でひっそりと見て、号泣したいですね。

 

アニメ版は見ていなくても充分に楽しめるかと思います。
この外伝を見てから、アニメ版を見るのももちろんいいと思います。

 

そして、鋭意作成中の

こちらについても楽しみにしております。いくらでも待ちます。

※こちらでは1月となっていますが、鋭意作成中に変更となっています。

 

これからの京都アニメーション様のご健勝ご多幸をお祈りといたしまして、結びとします。
次の作品も確実に楽しみにしております。
アニメ版を見返さなくては!

 

追記:

2回目観にいきました。
公開からちょうど1週間、物販はすべて売り切れ。
金曜日のレイトショーで見やすいこともあってか、席もほとんど満席でした。

 

1回目でもらえなった入場特典も無事ゲット!
正直もうもらえないと思っていたので、かなり嬉しかった。表紙が何種類かあるらしいですね。

 

 

2回目ともあって泣かないだろうと思いきや、普通に泣いてしまいました。泣かされました。

 

 

京アニ様、映画配信と同時に動画配信もしていただけませんか?
2000円くらい払うので、家でしっかりと泣きたいです。

 

以上。ありがとうございました!