【GitHub】【TortoiseGit】基本の使い方

  • 2019年8月12日
  • 2019年9月7日
  • 技術

【前提】

ローカルにリモートリポジトリ(GitHub)をクローンしている状態からスタートします。
TortoiseGitを用いての操作方法となります。

もし、TortoiseGitのインストールや、クローンが終わっていない場合は、こちらを参考にしてください。

【環境】

windows
GitHub
TortoiseGit

【基本的に使う機能】

普段から使う機能は以下の4つだと思われます。

プル(Pull):ローカルリポジトリGit同期
アド(Add):新規ファイル、フォルダ追加
コミット(Commit):ローカルリポジトリへの変更の記録
プッシュ(Push):リモートリポジトリへの変更の反映

これを簡単に紹介していきます。

プル(Pull)

リモートリポジトリからローカルリポジトリに変更された差分を持ってくる。リモートを最新の状態として、ローカルを同期させる。

作業開始の際にはプルから始める癖をつけておくとよい。プルをしておかないと後々バージョンの競合が発生したりで結構めんどくさいことになりやすい。
作業するローカルリポジトリで右クリック「TortoiseGit」→「プル」をクリック。「OK」をクリック。

 

完了。エラーなどが出ていなければ基本的には問題ない。

 

アド(Add)

追加したファイル、フォルダがGitバージョン管理対象であることを指定する。

ファイルを追加する。今回は空の「test.txt」を作成して対応する。ファイルを追加した段階ではアイコンは「?」となっている。
フォルダの何もない部分で右クリック「TortoiseGit」→「追加」をクリック。

ファイルで右クリック「追加」をしてもよいが、選択中のファイルしか追加対象とはならない。
複数を一度に追加した場合は、何もない部分で右クリック「TortoiseGit」→「追加」とする。

 

追加するファイルにチェックを入れ、「OK」をクリック。

 

追加完了。このままコミットしてしまってもよいが、今回は「OK」で終了する。

 

アイコンが「+」マークになった。

 

コミット(Commit)

ファイルやフォルダの変更をローカルリポジトリに記録する。

フォルダの何もない部分で右クリック「Gitコミット(C)->"master"」をクリック。
初回コミット時など、コミットで使う情報を登録していない状態などのとき、以下の警告が出る。

 

ユーザ情報の「名前」、「メール」を入力して、「適用」を押した後、「OK」をクリック。
必ずしもGitHubアカウント情報と同じである必要はない。
「適用」をクリックせず、「OK」をクリックすると設定が適用されない。

 

コミット対象を選択。
コメントを記載して、「コミット」をクリック。

 

成功。

 

アイコンが緑のチェックマークになった。

 

この時点ではリモートリポジトリ(GitHub)に変更は未反映状態。

 

プッシュ(Push)

作業用ローカルリポジトリの変更をリモートリポジトリに反映させる。

「プッシュ」の対象となるのは、「コミット」済みのファイル、フォルダのみ。
フォルダの何もない部分で右クリック「TortoiseGit」→「プッシュ」をクリック。
そのまま「OK」をクリック。初回プッシュ時はGitHubのアクセス情報を聞かれるかもしれない。

 

成功。リモートリポジトリ(GitHub)にも変更が反映された。

 

 

おまけ

以前、職場で使っていた時期があり、曖昧な記憶とはなるがTipsとして残しておく。

 

コミット時のコメントについて

これは職場のルールなどによって異なるが、なるべく詳細に残したほうがよい。
残しておかないと何のためのコミットだったか忘れることが多い。

プルとフェッチの違い。

プル→リモートから変更履歴を持ってきて、同期させる。
フェッチ→リモートから変更履歴を持ってくる。同期させるには別途「マージ」をする必要がある。

つまり「プル=フェッチ+マージ」

ファイルを削除する場合

削除したいファイルで右クリック「TortoiseGit」→「削除」をクリック。
削除後「コミット」→「プッシュ」をする。
ファイルを「Delete」キーなどで削除することもできるが、その場合はコミット時のステータスが「行方不明」となる。管理的には好ましくないので、右クリック→削除のほうがよい。

コミット前の削除したファイルなどを元に戻したい場合。

フォルダの何もない部分で右クリック「TortoiseGit」→「変更の取り消し」をクリック。

ファイルの名前を変える場合。

ファイルで右クリック「TortoiseGit」→「名前を変更」をクリック。
変更後「コミット」→「プッシュ」をする。
直接名前を修正すると完全な新規ファイル扱いとなり、今までの修正履歴などが消える。
また、もともとのファイルは行方不明扱いとなる。

 

これで、基本的な操作は問題ないはず。プログラミングの勉強をちまちま再開させますかね。

以上。ありがとうございました!